00シリーズを作るにあたり、まずは自分の技量でどこまでガンプラの改修ができるのかを試してみることにしました。
「まずはやっぱザクでしょ。」という安易な理由と、バンダイさんのHPでRGザクの写真がたくさん見られましたので、お手本が手近にあったという理由から、目を付けたキットがこれです。
今回の目的は次の6点についての練習です。
(1)合わせ目を処理する。
→昔、接着剤の加減がわからず失敗した経験あり。
(2)細かいパーツ分割をイメージして、スジぼりを入れる。
→昔、ケガキ針でただ傷だらけになった経験あり。
(3)工作によるディティールアップ。
→昔、プラバンを張り付ようとして接着剤まみれで汚くなった経験あり。
(4)寂しいモノアイシールをメタルパーツ、クリアパーツ化する。
→昔、メタルパーツに合わせようとして穴をあけたパーツが割れた経験あり。
(5)筆塗りで全塗装する。
→昔、希釈も知らず、筆ムラだらけのゴテゴテになった経験あり。
→昔、水転写デカールがどうにもうまく貼れなかった経験あり。
プラモデル作りを趣味としている方々からすれば基本的な作業かもしれませんが、正直、過去に失敗した経験しか残っていない作業ばかりです。でも、プラモデルでこれらにチャレンジしたのはもう10年以上前の話。技術力も資金力も昔の自分とは違うはず。
トラウマを原動力に変えて!
立てよ、そうねんよ!ジークジ〇ン!!
結果
素組ではこのようだったHGザクⅡが
こうなりました。
使用した塗料
・薄い緑:Mr.COLOR No.56 明灰緑(中島系)
・濃い緑:Mr.COLOR No.15 暗緑職(中島系)
・中間の緑:上記2色を1:1で混合。
・黒:Mr.COLOR No.2 黒
・バズーカ砲身・バックパック:Mr.COLOR No.71 ミッドナイトブルー
・シルバー:Mr.METALCOLOR No.211 クロームシルバー
・スミ入れ:タミヤエナメル塗料 X-1ブラック
・トップコートつや消しスプレー
完成したザクをみて妻は「自衛隊みたい」とつぶやきました。そうですよ、中島系の緑使いましたよ。ガンダムもミリタリーも興味がないくせに、おそるべし。それにしても、色合いひとつでマッチョに見えるから不思議です。
それはさておき・・・、
目的の達成具合
(1)合わせ目を処理した。
(2)細かいパーツ分割をイメージして、スジぼりを入れた。
(3)工作によりディティールアップした。
(4)寂しいモノアイシールをメタルパーツ、クリアパーツ化した。
(5)筆塗りで全塗装した。
アップの写真になるとあらは目立つものの、全体としては満足のいく仕上がりになりました。写真撮影は制作後しばらくたった後だったので、若干埃が目につくのはご了承ください。
制作にかかった時間は1日平均30分程度で2か月といったところです。いや~、完成品を眺めながら飲むビールは美味い!
それぞれの工程の作業内容や使用した道具などはそのうちご紹介します。改めて思ったことは
「道具って大事だな。」ということです。
ともかく、これで00シリーズに本格的に取り掛かる決心がつきました。
さーて、次は何を作ろうかな。