ダイの剣と前後しましたが、HGサザビーの最終工程を紹介します。
ファンネルの内部構造と外装の塗分けはマスキングでは難しそうだったので、プラバンで別パーツを作ってそれぞれを塗装することにしました。
プラバンを円形にくり抜くのは、プラッツさんのスーパーパンチコンパスを使っています。
最小直径1.5mmから円形にプラ板や紙を切り出せる優れもので重宝しています。以前は100均で似たような道具を購入して使っていたのですが、こちらに変えてから精度と作業のしやすさが格段に上がりました。
ファンネルの発射口は、プラ棒にピンバイスで穴を開けてから面取りしました。このような細かいパーツは両面テープで割りばしに貼り付けて塗装しました。
塗装後に、各パーツを接着しました。塗装したところ、開けておいた穴がふさがってしまったので、ピンバイスで改めて穴を広げました。
穴を広げたところに真鍮線を接着しました。
これで発射口(?)の完成です。
展開したファンネルにはスラスターを接着します。
スラスターはC104ガンクロームにクリアイエローとクリアブルーで焼き色を付けています。
これでファンネルの完成です。
ファンネルの射出状態を再現するために、バックパックに真鍮線を差し込めるよう加工します。
裏側に太いプラ棒を接着し、ピンバイスで軸受けを作りました。
差し込むだけだと保持できないので、真鍮線の先をわずかに湾曲させて保持力をあげました。
スラスターにピンバイスで穴を開け、裏側から差し込みました。
アニメではファンネルを放り出してから展開しているのですが、保持のためにはやむをえません。飛んでいく軌跡に模して支えています。
これですべての行程が終了しました。次回はいよいよ完成品を紹介します。
<追記>
以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。
<過去記事>
〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ
〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)
〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)
〇HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける
〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装
〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け
〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正
〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる