塗装の乾燥時間を利用して、鞘を作っていきます。鞘を作るにはコスプレボードでは強度が足りないと感じたので 両面紙貼りスチレンボード3mmを近所のホームセンターで購入してきました。
塗装前の刀身の形に合わせて鞘の形にスチレンボードを切り出しました。この手の広い場所が必要な作業はリビングでやっています。床を傷つけないように、作業は段ボールを敷き詰めたうえでやっています。子供の熱いまなざしと妻の冷たいまなざしが入り交じり、適温です。
鞘の側面は5mmのコスプレボードを瞬間接着剤で固定しました。
刀身がピッタリ入る大きさに原型を作ることができました。うん、気持ちがいい♪
装飾のパーツに合わせて切り欠きを作りました。
微調整をして刀身の形状と鞘の形状を合わせました。無駄に何度も抜き差してしまいます。形状が一致していることを確認して、刀身は塗装に回します。
鞘の主役は封印のギミックです。作った鞘の原型に重ねながらフリーハンドで何度か書き直し、納得のいく型紙を作りました。この型紙をひっくり返して使うことで、左右対称のパーツを作ります。
スチレンボードからパーツを切り出しました。穴の大きさは、剣の装飾の穴の大きさ(宝玉が見えている大きさ)に合わせてあります。
鍵形にカッターで左右を切り離して、鞘のパーツがそろいました。
やっぱり便利、特専黒刃♪
鞘のパーツを切り出しながら、これをどうやって「ガシャァン!」と開かせるかをあーでもない、こーでもないと考えていました。こうして構想を練る時間がなんとも楽しい時間です。
次回は封印解放のギミックを作っていきます。
<追記>
制作記が完成しました。以下、各行程の記事へのリンクです。作り方はこちらをご覧ください。