ダイの剣の封印ギミック完成させます。
瞬間接着剤で裏面のパーツも貼り付け、箱状に組み上げました。
上下に、剣と鞘が通る穴を四角く抜きます。
曲線の造形なので、定規で幅を測り、まっすぐ下書きを書くのにてこずりました。
工作用紙にフリーハンドで何度も下書きし、装飾模様の型紙を作りました。切り抜いた型紙を表裏に使うことで、左右対称のパーツに仕上げることができます。
1.5mmコスプレボードにボールペンで下書きし、特専黒刃で切り抜きます。特専黒羽の切れ味ならば、切り口がけば立つことがないので、細かい切り抜きに適しています。
大好きです、特専黒刃♪
切り抜いたパーツを瞬間接着剤で貼り付けました。コスプレボードに瞬着を使うと、一度接触したが最後、もうずらすことができないぐらいしっかりと接着されてしまいます。慎重に位置を決めたら一発勝負なので、緊張の一瞬です。
塗装には、PALというメタリック塗料を今回も使うことにしました。以前ロトの剣を作った時に出会い、それ以来お気に入りです。写真はカッパーメタリック(左)とシャイニーターコイズ(右)(以下「ブルー」)の二色ですが、実際にはこの青とムーンゴールド(以下「ゴールド」)の二色を使用しました。
筆で二度塗りすると鮮やかに煌めいてくれるので、この塗料が非常に気に入っています。
ブルーが十分に乾燥したところで、ゴールドを乗せていきます。使用している筆はタミヤさんのモデリングブラシです。細かいところは面相筆で、広い面は平筆で塗りました。こちらの塗料は水性なので、使用後は水洗いで済むのもお手軽です。
少々はみ出したところは、しっかり乾燥した後でブルーを塗り重ねて修正します。
封印が開いた状態で、内部の仕掛けを隠すための目隠しを作ります。適当な形に0.5mmのプラバンを切り、アルティメットブラックで下塗りし、C159スーパーシルバーで塗装しました。そこへマスキングテープで作った竜の紋章を貼り付けました。
スターブライトアイアンでさらに塗装し、
マスキングテープをはがすと、竜の紋章が浮かび上がりました。マスキングが甘くて少々塗料が流れ込んでしまっていますが、あまり見えないところなので気にしない気にしない。
刀身のクリアコート(2回目)をかけて、さらに完全乾燥を待つ間に、鞘を仕上げてしまおうと思います。
<追記>
制作記が完成しました。以下、各行程の記事へのリンクです。作り方はこちらをご覧ください。
〇ダイの剣を作る(1) 型紙を作って、刀身の原型を切り出す。