ヤシマ作戦の盾を塗装していきます。
まずは表面全体をジャーマングレーで塗装しました。
続いて裏面です。まずは軍艦色2で下色を付けました。やや濃い目のグレーです。
一晩乾燥させて、呉海軍工廠標準色で上塗りしました。やや薄めのグレーです。淵に軍艦色2の濃いグレーが残るように吹いています。なぜこの2色かというと、並行して作っていた艦船模型からの流用なのです^^;
補強の金属枠を塗装するために、マスキングテープを貼っているところです。細かいマスキングテープでまずは輪郭を貼っています。幅2mm~3mmの短冊状のマスキングテープを重ねています。
続いて少し大きめ(といっても1cm四方以下ですが)のマスキングテープで全体を埋めました。
スターブライトアイアンで金属枠を塗装しました。スターブライトアイアン、大好きです。
プラモづくりで最もドキドキする瞬間、マスキングはがしです。うまくいったときの幸福感はなんとも言えません。この瞬間のためにマスキングを頑張ったようなものですから。
今回は大きなミスなく、マスキングによる塗分けができました。あぁ・・・幸せ・・・。
思ったよりもサフの色が薄くて周囲から浮いていたので、ダークシーグレーで再塗装することにしました。結局ここもマスキングです。
これで基本塗装が終わりました。続いて、スミ入れを兼ねたウォッシングで汚していきます。
汚し塗装にはMrウェザリングカラーのマルチブラックを使用しました。
塗料皿に少しとって、専用溶剤で適度に薄めて使用します。決まった使い方があるわけではないようなのですが、そうねんは中の顔料のみ調色スティックですくい取って使っています。そのときの気分によって濃さを調節しやすいからです。
まずは裏面です。全体にまんべんなくウェザリングカラーを塗りつけました。少し乾燥を待ちます。
半乾きの状態で、ティッシュに溶剤をしみ込ませて拭き取っていきます。
写真ではほぼすべて拭き取ってしまっているように見えます。いや、実際あらかた拭き取ってしまいます。淵や陰になるところに若干残っている、という程度です。
細かいところは綿棒に溶剤をしみ込ませて拭き取って調節しました。
続いて表面です。やはり全面にマルチブラックを塗ったくりました。表面の方が若干濃いめに塗っています。
生乾きの状態でこちらもティッシュに溶剤をしみ込ませて拭き取りました。
よくみると、ディテールに沿って陰影がついています。ぱっと見の色が変わるわけではないのに、雰囲気というか、質感が変わるのが面白いです。
さぁ、いよいよ完成目前。RG零号機に試着させようとしたそのとき、いやな音が耳を突きました。
パキン・・・
パーツの合わせ目から大きな裂け目が走っていました。この時ばかりは、年甲斐もなくあ゛~!と声がもれました。何事かと様子を見に来た妻に惨状を説明するも視線が冷たい・・・。
良いのです。所詮は自己満足。しかし、だからこそ妥協はしたくありません。仕方がありません。
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でも裏面はそのまま生かせるように修正しようと思います。