ヤシマ作戦の100均ジオラマベース作成の続きです。一晩おいて固まった木工用ボンドに色を乗せていきます。
今回の道具はこちらです。すべて100均にて購入しました。
茶こしでカラーパステルを削って粉末状にします。まずはベース色に「くろ」を削りました。
削ったカラーパステルに、ライターオイルを注ぎます。それなりに匂うので、換気は必須です。
少しずつライターオイルを加えした。完全に溶けなくても、筆でかき混ぜたとき、粉ごとしみ込んでくれる程度にしています。
筆で全体にさらさらと塗っていきます。凹んだ部分には自然と塗料がたまり、程よい陰影をつけてくれます。
ライターオイルはすぐに乾きます。30分程乾燥させたら、そこへ「こげちゃ」を重ねて塗りました。少し赤みが欲しいので、さらに「あかちゃいろ」を重ねて完成です。
表面のアップです。発泡スチロールのゴツゴツと、ティッシュペーパーの程よいシワにより、溶岩が固まったようなイメージの岩場としました。この後、さらにパステルの「あかちゃいろ」で赤みを追加しました。
続いて側面です。発泡スチロールが丸見えなので隠します。ここからは家にあった端材を使っているので100均素材ではなくなります。すみません・・・。
まずは絵具のくろで側面を塗りつぶします。この絵の具は小学生の息子の絵具セットから拝借しました。
少しだけ水に溶いて側面に塗っていきます。あまり水が多すぎると垂れてしまうので、水を含ませた筆でかなり粘り気が残るように希釈しています。ほぼ絵具そのままです。
ところで、上の写真と比べて、岩場の赤みが増しているのが写真で伝わるでしょうか。一度「あかちゃいろ」を部分的に塗っていったのですが、今度は赤くなり過ぎたので、さらにもう一度うすめた「こげちゃ」を全体にぬりました。塗った色が気に入らなければ、何度でも重ね塗りして気に入った色を探せるのがこの塗り方の楽でよいところです。
続いて側面を隠すための黒い板を作ります。0.3mmのプラ板を差し込み、岩の形に沿ってペンで線を書きました。
書いた線にそってデザインナイフで軽く切れ目を入れました。プラ板を折り曲げると、切れ目にそって割れてくれます。
全体をアルティメットブラックで塗装したのち、つや消しコートしました。
側面に黒塗りしたプラ板を瞬間接着剤で張り付けました。あまり縁に瞬着をつけ過ぎると、白化するので要注意です。マスキングテープをはがして、ジオラマベースの完成です！
想像していた以上に「使徒の砲撃によって山の表面が吹き飛び、融け、それが固まった岩場」の感じが出たので満足です。このゴツゴツとした岩場を眺めるだけで美味しくビールを飲めました。
思った以上の雰囲気が出たことに気分を良くして、作品プレートもつけようと思いたちました。次回、金属風作品プレートを作って完成としたいと思います。
