Hi-ν君の基地を塗装していきます。
クリアボックスの底面にプラ棒を貼りました。これで、基地がずれるのを防ぐことができます。
LEDの発光部にマスキングをしました。先端部のみのマスキングにして、基部は構造体と同じ色に塗りつぶすことで一体感が出ないかと期待しています。
まずは下地です。黒サフで全面を真っ黒に塗りつぶしました。
ケースの底面はいい感じのつや消し黒になったので、このまま使います。
余っていた合皮から丸く切り出して、裏面の保護と滑り止めとします。
瞬間接着剤で張り付けて、ケースの完成です。
下地としてもとても優秀なのですが、ちょっとしたつや消し黒なら「これで仕上げでいい」と思えるきめ細かさです。メタリックの下地とすると少々ざらつくような気がします。メタリックの下地として使ったケースを紹介していますので、よかったら過去記事を参照してください。
〈過去記事〉
〇キャンディ塗装のカラーサンプルを作る(2) 金銀銅鉄系のメタリック塗料を検証
全体の塗装には手元にあった艦艇用の色をそのまま流用しました。基本色はまずクレオスさんのC32軍艦色(2)(濃いグレー)で下塗りをし、そこにC601呉海軍工廠標準色で明るい部分を塗装しました。
陰になる部分に軍艦色(2)を残し、広い面にC601呉色が乗るよう、うっすらとグラデーションがかかるよう頑張ってみました。LEDの配線チラリと見えるのは配管という設定でご容赦ください。
手持ちのガンダムデカールに残っていたアナハイムのロゴがピッタリでした。
ちなみにこのフットライトの裏はガンダムマーカーのメッキシルバーで塗りつぶしてあります。多少は、足元のLEDの光を反射してくれているような気がします。
フレキシブルアームも同様に塗装したので、仕上げの工作をします。用意したのは黒、赤、黄色のランナーです。
ライターであぶって、髪の毛よりちょっと太いくらいの3色の伸ばしランナーを作りました。
これをケーブルに見立てて、塗装したフレキシブルアームに接着しました。このアームだけでも2晩ビールを美味しくいただけました。
全体につや消しを吹いて一晩しっかり乾燥させました。残すはウェザリングと作品プレートを作って完成です。