そうねんのんびり創作記

のんびり作ったものをのんびり紹介します。

1/700戦艦大和の建造記録(12) 砲身や艦載機他を部分塗装とチェーン追加

全体の基本塗装を終えたので、部分塗装をしていきます。

 

まずは砲身カバーです。

戦艦大和エッチングに塗装

砲身部分をマスキングして塗装しました。C97灰色9号を使用しています。

 

「灰色」とはいえほぼ白ですが、白よりも味わい深い気がするので気に入っています。

 

戦艦大和エッチングに塗装

ワンポイントに白が加わっただけでまたグッと引き締まりました。一つ一つの情報追加に意味を感じるのが模型作りの醍醐味です。

 

戦艦大和エッチングに塗装

艦Nextで練習した際にはC33つや消し黒を使ったのですが、どうも黒すぎた(?)ので、今回はジャーマングレーを使用しました。こちらは「グレー」といってもほぼ黒です。煤で汚れた感がでるように、マスキングなしのフリーハンドで塗り分けています。失敗するとリカバリーがめちゃくちゃ大変になる、今回の制作過程で一番緊張した作業です。

 

ところで、煙突の先が黒いのは煤汚れだと思い込んでいたのですが、あれは元々黒に塗装してあるものなのだそうです。

 

戦艦大和エッチングに塗装

艦載機などの付属品も塗装しました。これらは全て、一番大きい艦載機でも1円玉サイズです。本当に素晴らしい造形です。

 

艦載機などの塗装方法は艦Next練習艦と同じ方法です。よかったら過去記事もご覧ください。

<過去記事>

1/700戦艦大和の建造記録(4) 部分塗装

 

今回はより精密度を上げるためにアキュレイトチェーンを使用してみました。

モデルカステンアキュレイトチェーン使用例

白状します。この商品を購入した経緯は、実は事故です。空中線用のリギングを探していた際、「1/700に最適」という文言だけをみて、これだと思い込み購入してしまいました。出してみると、完全に鎖。正直、やっちまったと思いました。

後から、これは碇の鎖を表現するものと知りました。言われてみれば、思いっきり鎖の絵。なにより「チェーン」とハッキリ書かれています。なぜ気づかなかった・・・。

 

モデルカステンアキュレイトチェーン使用例

とはいえ怪我の功名!そうとわかれば使わない手はありません。必要な長さを切り出しました。

 

モデルカステンアキュレイトチェーン使用例

塗装前にあらかじめ、造形されていた鎖は削り取っておいたので、そこへ切り出したアキュレイトチェーンを接着しました。接着には流し込み瞬間接着剤を使用しました。

 

  

アマゾンで調べてみたところ1.2号しかありませんでした。偶然とはいえ1.0号が手に入ったのはもしかしたら幸運だったのかもしれません。

 

これで部分塗装とチェーン追加が終わりました。次は船体全体にウェザリングを施します。