過日、ある地方都市へ出張に行きました。遠出をしたときにはその地のホビーショップを巡るのが密かな楽しみです。この日も仕事を終え、帰路につく途中で見かけた量販店にいつものように吸い込まれました。
そこで出会ってしまったんです。
MGEXストライクフリーダム!!!
実は実物を見るのは2回目です。1回目は地元の量販店で誰かが手に持っているのを見かけたのみ。それももう1年以上前の話です。今回は商品棚にしっかりと陳列されていました。よもや!よもや!!と目を疑いながらも小走りに駆け寄り、気が付いたらレジを通していました。それはもう、他の物には目もくれず。
再販日でもなんでもない日に巡りあえたのは、とにかくラッキーだったのだと思います。真面目に仕事していてよかった!
帰着後、作りかけのキットを一時放置して、さっそくMGEXストフリを開封しました。説明書では、組み立ては4つのステップに分かれており、1stStepでは内部フレームを組み立てる形になっています。実はそうねんはMGの組み立て経験が少ないので、今回は説明書通りにまずは素組をしていきます。
1stStep 内部フレーム素組完了
これはカッコイイ・・・!なまらカッコイイ!!
思わず、出自が知れる方言がでてしまうほどの衝撃です。
内部フレームは3種のゴールドコーティングと、2色のメタリック成型色で形成されています。
そして濃密に詰め込まれたディテールの数々。エッジもキリっと立っています。
随所にちりばめられ、我慢できずに一部貼ってしまった赤のメタリックシールもいい刺し色になっています。
ゴールドのメッキパーツもいいですが、個人的にはこのカッパーゴールドの渋い感じがお気に入りです。
金属製のエッチングシールがまた、一層の重厚感を演出してくれています。
内部フレームを素組しただけなのに、とんでもない充実感です。
でも、たった一つ、物足りない!と思った点があったんです。
それは、目です。煌めく全身の中で、目だけが暗く沈んでいます。これはどのキットにも言えることですが、このキットの場合、全身とのコントラストの中でより一層の空洞感があります。
実はツインアイはゴールドコートのプラパーツとクリアパーツの2種類が用意されていました。いつもなら蛍光塗料で塗装し、ブラックライトで光らせて満足するところです。
しかし、そうねんは思いました。なぜ、バンダイの制作陣はここにクリアパーツとプラパーツの選択肢を提示したのか。そこに感じるのは、「光らせたい」と考えるであろうプラモファンへの情熱的で挑発的なまでの姿勢・・・。
「この気持ち、まさしく愛だ!」
その心意気にこたえるべく、次回は頭部に電飾を仕込んでみようと思います。
今回MGEXストフリに気を取られ、置き去りにされているキット、HGデュエル君です。
本体は完成し、外部装甲アサルトシュラウドを作製している途中でした。ちょっとMGEXストフリに寄り道中ですが、完成までもっていって制作記を作りたいと思っています。