細かい部分を筆塗でメタリック塗装し、アクセントを追加していきます。使っているのはタミヤさんのエナメル塗料です。
メタリックのエナメルを筆塗するときは、ほとんど希釈しないで塗っています。皿に出した塗料が乾かない程度に筆にうすめ液は含ませる程度です。ほぼ原液のまま少しずつ乗せるイメージで塗ると、メタリックでも筆ムラが目立ちません。
チタンゴールド、チタンシルバー、クロムシルバー、ゴールドリーフあたりをよく使っています。
こんなところはX-12ゴールドリーフで塗っています。なかなか派手な金色になります。
淡い金色にはX-31チタンゴールドです。チョイスは雰囲気です。
ピストンをチタンゴールドで、丸い部分はX-11クロムシルバーです。クロムシルバーはバリっとシルバーが決まります。
内部フレームの部分塗装は外装パーツを付けるとほとんど見えなくなるのですが、写真のように隙間からチラ見えするとドキドキします。
チラリと見えそうなところをつい重点的に塗ってしまいます。
外装パーツのダクトはX-32チタンシルバーで塗装しました。
ダクトの別パーツ感がいい感じです。
外装パーツの凹モールドは、X-10ガンメタルで塗りました。
エナメル塗料は塗膜が非常に弱くて、乾燥後も少しこすれただけではがれてしまうので、可動部には向きません。ただ、はみ出してもうすめ液で簡単に拭き取れるので、思い切って筆塗できるので重宝しています。
綿棒にしみ込ませて拭き取れば失敗も簡単にリセットできます。
筆塗だと、どうしてもはみ出して輪郭がガタガタになることがあります。
でも溶剤を付けた綿棒でサッと一拭きすれば、この通り!
センサー部分はクレオスさんのC175蛍光グリーンです。これでブラックライトで光るようになります。
ラッカー塗料の筆塗は、はみ出すと修正が面倒なので、エナメルの30倍慎重に作業します。
最後に全身のモールドにダークグレイでスミ入れして、本体の完成です!
うん、イイ感じ♪
これで本体の塗装が終了しました。じっくり乾燥させている間に付属パーツを処理して、いよいよ完成です。