2年程前に田舎から都会へ引っ越したときに今のアパートに入りました。新生活でとにかく困ったことが、洗濯物をどこに干すか、でした。ベランダに一応物干しはあるのですが、こんな感じ。
低い・・・。これじゃぁバスタオルはかけられないし、壁にすって汚れそうだし。何より、このベランダでビールを飲む気にはならない!
以前の記事で少し書きましたが、今までは外にウッドデッキを組んで天気のいい夜はそこで夜風を感じながらビールを飲むのが楽しみだったのです。
と、いうわけで改装しました。
「なんということでしょう!」
殺風景だったコンクリートのベランダが、木のぬくもりが感じられるサンルームに生まれ変わりました(@@)b
製作記録
まずはベランダの寸法を測ってホームセンターにて木材をそろえます。大まかな長さのカットはホームセンターでお願いしました。
半分外にさらされるので、防腐剤を兼ねて塗装です。赤く見えるのは床板のすのこ部分です。
2畳もない広さですが、結構な量になりました。
壁の突起にあわせて柱の形を加工します。のこぎり・やすりで仕上げました。本当はノミを使うといいのかもしれませんが、実はノミが苦手なんです。
窓枠の製作に入ります。窓枠は下の図面のように作っています。左下は現在並行して製作中の次男です(笑)
ビニールシートは、ビニールハウス用の厚手のシートをホームセンターで購入し、窓枠にあわせてハサミでカットました。紫外線カットタイプです。
上下の材木にレールを木ネジで固定し、金具をかませて窓枠をはめ込んでいきます。窓枠の大きさに合わせて、下の板の高さを決めました。
作っているのがゴールデンウィークだということがわかります。
構想どおり、無事開閉できそうです。
床板のすのこを作っていきます。床を水平にするための高さ調節はマルチポストを支えの柱に固定しました。
水準器で確認しながら床の水平を調節し、間もなく完成です。
上階からの避難口が開く向きを考えながら物干し竿を設置。
また、排水溝にビニールカバーをつけて、水が飛び跳ねないようにしたのですが、どうにも見栄えが悪かったので、
窓枠のあまった廃材でカバーをつくりました。お土産にもらった信楽焼きのたぬきがいい感じで収まってます。続いて開閉チェックです。
無事開閉もできました。オリローの使い方もちゃんと見えます。これで避難経路はばっちりです。
完成!
半月くらいで完成しました。外でありながら外ではないステキ空間に仕上がりました。これで心穏やかにビールが楽しめます♪
ついでに洗濯物の行き場所も確保できました。
さ~て、次は何を作ろうかな。
<追記>質問をいただいたので使用した金具類のリンクを張っておきます。
作製した窓枠に下のレールをねじ止めしました。
上部レールがこちら、パルスライドFR-1です。
下部レールがこちら、パルスライドPR-Bです。
蝶番はこちらです。屋外側に固定しています。
金具はこちらです。
上からから、移動部上、移動部下です。
固定部の上下にはHD-13、HD-14という金具を使っていたのですが、Amazonでは単品では見つけられませんでした。そのかわり、最近はセットで販売もあるようです。
レールの長さ等、種類があるので、ご利用の際にはご注意ください。
実は私が作った窓枠の縦が短すぎたためか、回転部上用のバネが少し弱くて固定が甘くなってしまったので、回転部下(HD-13ネジで固めるタイプ)用の金具を上下に使って安定させています。
参考になれば幸いです。
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