さて、刀身を塗装していきます。使用したのはラッカースプレーです。まずはシルバーや金の下地として黒で塗装します。
物置の乾燥場所での撮影のためバックがお見苦しい感じですみません。
丸1日乾燥させたのち、二回目の塗装をしました。漆黒の刃、これはこれでカッコよかったです。3日乾燥させた後、中央の窪みを金色で筆塗りしました。
長年作り物をやってきて改めて感じます。
塗装の肝は乾燥です!
これは本当に声を大にして言いたい。この年になって、ようやく「待つ」ということを楽しめるようになってきました。若い時は待ちきれなくていっぱい失敗ました・・・。
一度塗りの段階でこのくらい下地の黒が透けています。乾燥する前にすけた部分をなんとかしようとすると、結局生乾きの塗装をはがしてしまいますので、丸1日乾燥させます。もう一度声を大にして言います。
塗装の肝は乾燥です!
二度目をぬって完全に乾燥させました。その後、別の金色の塗料(ちょっと濃い目の色)を面相筆で刻印の中に流し込みます。
使用した塗料はこの2種類です。この背が高い方の塗料(以後PAL)との出会いが大きかったです。きれいに金属光沢がでて、筆塗りできる塗料がないかとホームセンターをぶらついていました。いくつか試した中でこれが一番使いやすく、明るい金色の雰囲気が好きでした。
刻印の中は、MR.HOBBYのメタルカラーゴールドを使用しました。PALよりもよりやや深い色合いになり、彫られている雰囲気がでたと思います。
2日間乾燥させた後、刀身をシルバーで塗装します。
まずは金色部分にマスキングです。
鉛筆で縁をしっかり密着させて。
デザインナイフで切り出します。
マスキング後、黒の塗装面のデコボコが少し気になったので、600番紙やすりで表面をかるくならしました。その上で、金とシルバーのコントラストをはっきりさせるため、もう一度黒で下地を塗ったのですが、その結果、ヤスリがけの意味はほぼ失われました。(- -;
シルバーのラッカースプレーで塗装していきます。
↓1回目 まだまだ下地の黒が目立ちます。
翌日、↓2回目
作業時間の都合上、1週間放置した後↓3回目
写真だと黒っぽく見える部分もありますが、しっかり塗装できました。
この後、磨きこむためにもう翌日4回目のスプレーをして塗装に厚みをもたせ、1週間放置して完全に乾燥させました。(あ・・・写真がない・・・@@;)
次回は刀身の乾燥の合間に行っていた鍔の加工です。