そうねんのんびり創作記

のんびり作ったものをのんびり紹介します。

ロトの剣制作記(10) 柄の宝玉を作る

 ロトの剣制作にあたって、制作方法で一番悩んだのがこの宝玉部分でした。大きさや形があうガラス玉がなく、100均のプラスチック製のおもちゃの宝石を削ってみても、きれいに磨けなかったり、チープな感じになってしまったり・・・。そんな折に知ったのがグルーガンでの宝石作りでした。

台座の作成

ペットボトルのフタを土台にしました。

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ペットボトルのフタの厚み+4.5mmの幅で1.5mmリアラボードを短冊状に切り出します。

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コンパスカッター(これまた100均)でペットボトルのフタの直径にあうよう、円形にリアラボードを計4枚切り出します。うち1枚は、フタの内径にぴったり収まるように作りました。

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そのうち2枚の中央を円形にくりぬき、円盤2枚とドーナツ型の板2枚を製作しました。

   ドーナツ

    円盤(フタの内側に収まる)

 ペットボトルフタ

    円盤

   ドーナツ

の順番で瞬着ではり合わせます。これで、ペットボトルのフタ+1.5mmリアラボード3枚分(4.5mm)の円筒計のパーツができあがりました。

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瞬着で短冊状のリアラボードを一周させて、台座の完成です。

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裏面も同様に作ってあります。

グルーガンで宝石作り

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台座に作った窪みにグルーガンホットボンドを盛り付けました。奥に練習したあとが残っています。ボンドが糸を引かないように、鍔の装飾を作ったときに行った練習が生きました。

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ホットボンドが固まったら、Mr.ClearCOLORのディープクリアレッドで着色します。ラッカー塗料を屋内で使うと臭いが家族に大不評で、健康のためにも換気には気を使っています。当時使っていた簡易の塗装ブースです。シロッコファンの扇風機にダンボール製のダクトをつないで外に排気しています。正直、排気能力はいまいちなのですが、それでもないよりかなりマシです。今は何代か経てもう少し改良されていますが、そのうち記事にしたいと思っています。

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クリアカラーはもともとさらさらしていたので、特に薄めずに塗りました。磨いていくために「塗った」というより「盛った」という方がしっくりきます。かなり厚めに4重塗りしました。重ね塗りするごとに一晩置きました。しつこいようですが、

塗装の肝は乾燥です!

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4回目の重ね塗りが終わったら、磨きこみに向けて1週間しっかり乾燥(放置)させます。

次回はこのデコボコの宝玉を磨きこんでいきます。