塗装ブースが完成したので、エアブラシでできることを試してみます。エアブラシ塗装で気になっていること、やってみたいことは次の①~⑤です。
①トップコートは何がいいのか。
エアブラシ導入のきっかけであり、大きな目的の一つです。いろいろな種類がありますので、自分の好みを見極める必要があります。
②下地、表面処理はどこまで必要か。
筆塗でも、600番の紙やすりだと傷跡を消すのにかなり厚く塗る部分がありました。やすりをかけるときの力加減一つなのですが、エアブラシだとなおさら傷が目立つような気がします。サーフェイサーの必要性も試してみたいところです。
③グラデーション塗装
④キャンディー塗装
⑤パール塗装
せっかくエアブラシを導入したのですから、ぜひともやってみたいのが③~⑤です。また、キャンディー塗装でのメタリック仕上げと、メタリック塗料の違いなんかも気になります。
そこで、今後の参考のために、一体のガンプラにこれらの要素を詰め込んでみることにしました。エアブラシの基本的な使い方の練習になり、マスキングの塗分け色替えの練習もでき、今後のためのサンプルも手に入る、一石二鳥、いや三鳥の作戦です。
パーツ数が少なくて、塗る面が広くて練習しやすいガンプラ・・・あっ。
これだ!
本当は量産型を探してガンプラコーナーをさまよっていたのですが、これしか見つかりませんでした。でも考えてみれば、今回は全塗装が目的です。シャア専用を量産型に塗り戻し(?)してまえばいいんです。下地の色の影響を試してみるにもうってつけです。
パーツはこれだけ。しかも一つ一つの面積が大きい!(@@b
ゲート処理は丁寧に・・・、
後から取り外しやすいよう、ダボをカットして・・・、
2日で組みあがりました。
う~む。「ズゴックが好きで好きで!」というわけではないのですが、やっぱり組んでみるとカッコいい。このパーツ数なのに、恐るべし。練習台にするのが惜しくなります。
それでも心を鬼にして、今回の塗装プランを立ててみました。今回の目標は全パーツ違う仕上がりで、後々、この図面と合わせて見れば、「この塗装をするとこんな仕上がりになった」ということがわかるようにしていきたいと思います。
と、いうわけでエアブラシ習作「モザイクズゴック」を紹介していきます。