ヤスリとサフの最適解を探るにあたり、今回のラインナップを紹介します。そうねんが普段使いしているヤスリたちです。
1.紙やすり+カラーボード
現在の主力、ホームセンターで購入した紙やすりを100均のカラーボードに両面テープで貼り付け、好きなサイズにカットしたものです。適度な硬さと弾力を兼ね備えコスパもよい、しかも好きな大きさ、角度に切って使えることから、そうねん的一番人気です。
なお、体感ですが、ホームセンターで売られている紙やすりは模型用に売られているものよりも若干粒子が粗目な気がします。
2.紙やすり+金属当て板
紙やすりの当て板として金属製のものも使用しています。ゴッドハンドさんのミニFFボード(10mm幅)にホームセンターで購入した紙やすりを貼っています。主にC面の処理やバリっとエッジを立てたいときに使っています。
これまた個人の感想ですが、上記のカラーボードよりもあたりが強い気がします。ガシガシ削れていくというか、力加減が難しいです。
3.金属ヤスリ各種
左から、バローべヤスリの半丸#2、クレオスさん「匠之鑢極・雲耀」、「匠之鑢極・玄人油目」です。雲耀はがっちり削りたいとき、油目は仕上げに使っています。金属ヤスリながら、玄人油目は肉眼では傷がわからない程度には仕上がります。
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実は長い間、木材の端材を当て板として使用していました。これでもかなりキレイに面出しができていたのですが、徐々に木目に沿って当たり方に差が出てくるようになり卒業しました。
紙やすりの準備については別記事にて紹介します。
次にサフ&下地塗料です。下地系に使っているのは以下の4種類です。
1.サフ1000番
一番使用頻度が高いのがこのサフです。グレーとしても一番好きです。程よく傷もけしてくれるので重宝しています。ただ、塗装に厚みが出るように見えることがあるのが難点です。せっかく研いだエッジがだるくなるように感じることもあります。
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2.サフ1200番
1000番の紙やすりで仕上げた後、1000番のサフを吹くのもどうなのだろう・・・と思って使い始めたのがサフ1200番です。色味の薄いグレーなので、発色が弱い塗装の下地に使うことが多いです。1000番より塗装の厚みが出ないのはよいのですが、「サフを吹いたときの重厚感」がやや物足りないのでエッジをしっかり残したいときなど、程よく使い分けています。
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3.アルティメットブラック
ガイアカラーさんのアルティメットブラックはツヤツヤの漆黒に仕上がるので、メタリックの下地はこれ一択になっています。アルティメットブラックを下地としたメタリックは、なにやら凄みが違います。ただ、しっかりとヤスリ掛けをしないと傷が浮き出して見えるので、下地の処理は気を使います。
4.メカサフスーパーヘヴィ
こちらもガイアさんのナスカシリーズです。関節はこのサフを吹いて完成にしてしまうことも多いです。そのくらい、塗料としても完成度が高いと思います。暗いグレーなので、グラデーション塗装の下地にしたりすることもあります。
これらを組み合わせて、もっともお手軽に納得できる手順を探っていきたいと思います。次回から、順次検証結果を報告します。