前回、表と裏からパテを盛った部分にヤスリをかけ、形を整えました。
エッジには思ったよりもパテが残らず、滑らかな曲線で整形できました。
SSTO、というよりスペースシャトルと飛行機の背面のイメージでスジボリしていきます。
大きなパネルラインはガイドテープを貼ってスジボリカーバイドでなぞりました。0.1mm、0.15mmを使って基本的な線を彫り、0.6mmを使ってアクセントをつけて単調にならないようにしました。
使っているのはハセガワさんのテンプレートセットとけがき針です。
ファンテックさんのスジ彫りカーバイト+ハセガワさんのケガキ針&テンプレート。そしてハイキューパーツさんのガイドテープ。そうねんはこの組み合わせで、ほとんどすべてのスジ彫りを彫っています。
定規はマスキングテープ等で固定して、力を入れずに何度もなぞって削ります。
のぞき窓を作りました。ピンバイスで外周に沿って穴を開け、穴と穴をニッパーで切り離しました。基本的なやり方は〇十年前にミニ四駆の軽量化をやっていたころと変わっていません。
穴の淵にライターであぶった釘を押し当てて整形し、溶断した雰囲気を作りました。
適度に凹凸を残しつつ、のぞき穴ができました。個人的にはこの穴のせいで確実に防御力は落ちていると思うのですが、ここは再現を優先させます。
パテを盛って、雰囲気を整えました。
RG初号機のプログレッシブナイフ用のハンドパーツに合わせて盾の持ち手を作りました。急造感を出すために、あえて粗い作りにしています。そう、あえてなのです。そう自分に言い聞かせているのです。
裏面には溶接して補強した雰囲気を出すため、接合部のヤスリがけは「あえて」粗めに残しました。
逆に表面は、ひずみや傷から熱で融解していくと思ったので、できる限り丁寧に磨いていこうと思います。
これで整形が完了しました。次回は表面処理をしていきます。