肩パーツの合わせ目はきれいに消えたのですが、裏面が殺風景だったので、ダクトを新造することにしました。この部分は飛行形態の時に空気の取り入れ口のイメージになります。GNドライブの駆動にそんなものが必要かどうかは定かではありませんが、見た目重視ということで。・・・カッコよくなるといいなぁ。
素材はウェーブさんのモールドプレート①です。
デザインナイフでモールドプレートを切り出しました。プレートの大きさを先に決め、それに合わせて埋め込み部分に鉛筆で下書きしました。
下書きのにあわせて、デザインナイフと彫刻刀で穴を開けました。まずはデザインナイフで輪郭に切れ込みを入れ、そこに向かって彫刻刀を動かしていきます。スジボリと同様に、できるだけ力を入れず、薄く何回も削っていくよう心がけています。
下書きよりも少し内側に穴を貫通させました。ピタリと収まる形になるよう、穴の淵はヤスリも使いながら慎重に形を整えました。
モールドプレートの方が少し厚みがあったので、600番の紙やすりで薄くしました。
頑張った甲斐あってキレイに収めることができました。
5mmプラ板を細く切って、パーツを作りました。下敷きのマス目は1cmです。
穴の両サイドに瞬間接着剤で貼り付けました。
ここに、薄く削ったモールドプレートを埋め込みます。
ピタリと収まりました。まだ接着はしていません。ここはメタリック調に塗装してから接着しようと思います。イメージしていた以上にそれっぽくなって満足しています。
左右同様に作業をして、パーツを作りました。わずかに左右の形に差があるので、どちらのパーツかわかるよう裏面にメモをしておきました。
デザインナイフは制作活動の必需品です。プラモデルだけでも、切り取り・ゲート処理・ケガキ・カンナ掛け・スジボリなどなどあらゆる場面で重宝しています。
替え刃は買い足していますが、本体は高校生の頃に買ったものなのでかれこれ30年近く愛用しています。とても切れ味が鋭くて、昔はよくざっくりケガをしました。あれは痛かったなぁ・・・。皆さんくれぐれも取り扱いにはご注意ください。刃の進行方向に指を置かないのが鉄則です。
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ガンプラをよく作るようになってから重宝しているのが彫刻刀です。そうねんは1.0mm、1.6mm、2.4mmの三種類を彫りたい幅に合わせて使い分けています。
～追記～
以下、キュリオス制作記のまとめです。
HGキュリオス制作記(0) 素組 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(1) 合せ目消し - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(2) パテやプラバンで肉抜きパーツを埋める - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(3) 肩、肘、足首の後ハメ加工 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(4) 肩パーツにダクトを作る - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(5) モールドを追加して凸凹にする - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(6) 下地色にマスキング。からの白色塗装 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(7) 橙色・黄色・赤色の塗装 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(8) 各種部分塗装→デカール→つや消し - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(9) つや消し後のメタリック塗装、クリアパーツ塗装 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(10) クリアパーツ組み付け、メタルシール貼りつけ - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(完) 完成！RG風HGキュリオス - そうねんのんびり創作記
