ヤシマ作戦の再現を目指して、盾を作っていきます。まずは工作紙で型紙を作ります。
RG零号機に、実際に盾を構えるポーズをとってもらい、大きさの見当をつけました。
0.5mmのプラバンに鉛筆で型を写し取り、ハサミで切り出しました。
今回はこの5パーツを元に作っていきます。
マスキングテープで仮止めし、流し込み接着剤で接着しました。
1.2mmプラバンから切り出した内部骨格を接着しながらカーブを付けていきます。鉄骨っぽく見えるよう、ピンバイスで穴を開けみました。
本体の輪郭に合わせて、SSTO(飛行機型の宇宙船?)の鉄骨が組み込まれているようにイメージしてプラバンを組み込みました。接着は流し込み接着剤です。
角を面取りし、滑らかにしたかったので、表と裏からポリパテを盛っています。
硬化剤を混ぜると固まるタイプのポリエステルパテです。硬化剤は、パテ1cm程出したところに、爪楊枝で人すくい分の硬化剤で十分固まります。
参考までに、そうねんのポリパテの使い方を紹介しておきます。
布テープを紙に貼り、ポリパテを少しチューブから出します。硬化剤の分量はこんなものです。ガムテープの上でやると、混ぜやすく、残ったパテも廃棄が楽なので重宝しています。
私はこのくらいの黄色を目安に混ぜています。とはいえ、案外分量はいい加減でも大丈夫みたいです。ちなみに、一度混ぜた爪楊枝は、もう硬化剤の中には突っ込まないようにしています。
そこそこ薬品臭は漂いますので、換気は必須です。家族にとても不評なので、塗装ブースを動かしっぱなしで作業しています。
裏からも盛り付けました。パテを混ぜたり、盛り付けたりは塗料用の調色スティックを使うことが多いです。
これ、実験器具の「ミクロスパチュラ」って呼んでるものと同じものだと思うのですが、何か違うのでしょうかね・・・?
1日置いておけばヤスリで削れるくらい硬化します。表面処理はこれからなので、大まかに形を決めていきます。削り過ぎたり、穴が開いていれば、また盛ればいいんです。
余分なところを切り落としました。一応ガイドテープで形の見当をつけました。
SSTOの翼に当たるパーツです。ところで、SSTOというのは「Single Stage To Orbit」、つまり軌道に単段式で到達できる宇宙船のことなのだそうで、飛行機型のロケットといったところでしょうか。個人的にはスペースシャトル(これも今や死語ですが)の底面をイメージして作っています。
流し込み接着剤で翼を本体に接着し、さらに翼の淵にそって補強の鉄骨を入れます。この鉄骨はSSTOの本来のパーツとではなく、盾として流用する際に補強材を入れただろうというイメージです。翼と同じ型紙を使ったので、形はバッチリあっています。
アニメで描かれていた形状に合わせてプラバンで整形しました。
本体と翼の接合部分もポリパテを盛りつけました。この後硬化を待って、ヤスリで削って整形します。
これで大まかな本体の形状が出来上がりました。次は細部を作っていきます。