HGサザビーの造形でたった一つ物足りないと思ったパーツがあります。
バックパックの燃料タンク(だと思う)です。あまり大きすぎると機動性に難が出るのかも・・・とも思いましたが、ここは見た目のカッコよさ優先で思い切ってドーンと大きくしたいと思います。
行きつけのホビーショップで扱っていた一番太いプラパイプを購入してきました。エバーグリーンの12.7mmのプラパイプです。本体に合わせて理想の長さにカットし、0.5mmプラバンを接着しました。
接着は溶かしてしっかり接着するためにセメント接着剤を使用し、合わせ目消しと同じ要領でしっかり乾燥させました。
はみ出したところをニッパーで大胆にカットして・・・、
さらにデザインナイフではみ出した部分を削り・・・、
金属ヤスリで形を整えました。
これで燃料タンクの元となる2本の円柱ができました。下がキットの燃料タンクパーツです。
ボールジョイントや底部の丸みを生かすため、キットから部分的に流用します。まずは上下を切断します。ウェーブさんのグリップのこを使っているのですが、このサイズのパーツの切断は少々辛いので、そろそろモデリングソーを買おうか思案中です。
ちょっと大変でしたが切断完了です。目的のパーツが手に入りました。
プラパイプで作った円柱パーツに接着しました。これでバックパックのポリキャップに直接取り付けることができます。
底部の丸みも生かすことができそうです。
段差をエポキシパテで埋めます。最近は高密度タイプを使用しています。あくまでも体感的にですが、通常のエポパテよりもヤスリ掛けがしやすいように感じます。
3日ほどしっかり硬化させ、はみ出した部分をデザインナイフで削りました。
さらに金属ヤスリで整形し・・・、
紙やすり600番・・・、
1000番で仕上げました。
パネルラインを彫り、プラバンで凸って工作は完了です。
仕上げに黒サフを吹いたところ、パテがヒケている(硬化の際にできる収縮)ところを発見しました。
この手の修正にはクレオスさんのホワイトパテを使用しています。軽く持って1日硬化させます。
硬化したところを600番→1000番の紙やすりで削って完成です。あとは本体と一緒に塗装します。
次回はモノアイを光らせます。
<追記>
以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。
<過去記事>
〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ
〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)
〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)
〇HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける
〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装
〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け
〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正
〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる