RGνガンダムをMr.クリスタルカラーで全塗装すべく、カラーサンプルをじっくり眺めて、イメージに合うものを選びました。カラーサンプルについては過去記事を参照してください。
〈過去記事〉
そして完成したνガンダムがこちらです。これは・・・いいぞ・・・。
後ろ姿は放熱板ファンネルが圧倒的な存在感を誇っています。組んでみて、ファンネルを背負っても自立ができることに驚きました。久々にRGを組みましたが、そんなところにもプラモデルの進化を感じます。
以下、完成品の写真とともに選択した塗料を紹介します。
ランナーJ(ホワイト)
・下地:GX1クールホワイト
・パール塗料:XC08ムーンストーンパール
ランナーC1、D(ホワイト)
・下地:GX1クールホワイト
・パール塗料:XC02トパーズゴールド
ランナーK(ホワイト)
・下地:C338ライトグレーFS36495
・パール塗料:XC02トパーズゴールド
説明書では、これらのランナーの色はすべてホワイトと表示されています。
太ももの前がムーンストーンパール、もも裏と膝がトパーズゴールド、腰の外装がライトグレー下地のトパーズゴールドです。スミ入れはエナメル塗料のガンメタルを使用しました。
実は、ライトグレー下地はサンプルを作らずに、店頭に並んでいたグレーの中で、一番白に近く見える色を選びました。その結果、パーツ単体ではよい色味だったのですが、組んでみるとイメージしていたよりもグレーが色濃くなってしまいました。色味は隣のパーツとの比較によって見え方が変わるということを改めて実感し、ちゃんとテストをしてみるべきだったと反省しています。
ランナーE,F(ダークブルー)
・下地:ガイアカラー032アルティメットブラック
・パール塗料:XC05サファイアブルー:XC04アメジストパープル=5:1
ランナーl1(イエロー)
・下地:C58黄橙色
・パール塗料:XC07ターコイズグリーン
ランナーA(イロプラ赤)
・下地:C68モンザレッド
・パール:C151ホワイトパール
赤パーツのみ、クリスタルカラーではなくホワイトパールを使用しました。窪んだ部分には一段クリスタルカラーよりもトーンが落ちることを狙ってみました。
なお、肩とシールドにはガンダムデカールでマークを貼りました。
バズーカに試しに貼ったリアリスティックデカールです。それなりに厚みがあるため、メタリック塗装に貼ると輪郭が目立ってしまうように感じます。今回はリアリスティックデカールは目のみを使用しました。
スラスター
下地:アルティメットブラック
金属色:C159スーパーシルバー
クリアイエローとクリアブルーで若干焼き色を付けました。周囲のパール塗装に負けない存在感を出せたと思います。
モールドへのスミ入れはすべてエナメルガンメタルを使用しました。RGシリーズの可動ハンドパーツが大好きなのですが、残念ながら今回付属していませんでした。しかし、やはり専用の持ち手だとバシッとカッコよく握ってくれます。ちなみに、写真にはありませんが、キットには平手も用意されています。流石はバンダイさん、ぬかりありません。
ファンネルは連結させて背部に装備できます。この時裏面が目立つので、ファンネルだけは頑張って塗分けました。
もうファンネルが主役でもいいのではないかと思えるカッコよさです。
関節から除く内部フレームはスターブライトアイアンです。鈍く輝く雰囲気が気に入っています。メタリック塗装をするときの関節部は、当分これ一択になりそうです。内部フレームのみの写真は過去記事を参照してください。
〈過去記事〉
クリスタルカラーとスターブライトアイアンは相性抜群です。隙間からチラりと見える鈍い輝きと、外装の煌めきのコントラストは見ていて飽きません。それにしても、ランナーごとに塗分けて、組んだだけでこの精密感、存在感・・・。RG、恐るべしです。
完成したνガンダムを眺めていると、子供の頃にあこがれた「超合金」を手にしたような高揚感を覚えました。童心に浸りながらのビールもまた良いものです。酔った勢いで、あえて言わせていただきましょう。
Mr.クリスタルカラーは伊達じゃない!
さ~て、次は何を作ろうかな♪
RGも伊達じゃない!