ゴールド系のキャンディ塗装サンプルを作成しているときに思いました。
カッパーにクリアイエローを重ねた真ん中のこの色は・・・
これだ!
と、いうわけでガンプラキャンディ塗装の練習として、HG百式を作りました。
早速仮組してみました。素組でも十分かっこいいです。大昔に作った百式に比べて段違いにスタイリッシュになっています。
今回は塗装の練習が目的なので素体の良さを生かして、工作等せずにこのまま塗装に入ります。
外装パーツにキャンディ塗装
キャンディ塗装の塗装方法は過去記事を参照してください。
〈過去記事〉
〇キャンディ塗装のカラーサンプルを作る(0) 塗装の手順を確認
※8回にわたって、キャンディ塗装の塗装条件を検証しています。
ゲート処理時にでたヤスリの粉がかなり残っていたので、一度すべてのパーツを分解して洗浄しました。
ゲート処理は紙やすりの600番で行ったので、サフの1000番で一度全体をならしました。
黒地はガイアさんのアルティメットブラックを使用。
そこへクレオスさんのC10カッパーを塗装しました。
さらに、クレオスさんのC48クリアーイエローを塗装してキャンディ塗装の完了です。
肩の「百」マークは付属のシールを使いました。段差消しも兼ねて、全身を厚めにクリアーで塗装しました。今回は鏡面磨きはしていません。
その他の塗装
頭部のセンサーを筆塗するとはみ出しそうだったので、0.3mmプラバンをピッタリ納まるように加工し、塗装して貼りつけることにしました。
GXメタルグリーンにすこしだけうすめ液を加えて筆塗しました。薄く3回程塗り重ねています。
紺や赤のパーツには、クレオスさんのMr.クリスタルカラーのパール塗料を使用してみました。
赤:Mr.クリスタルカラーXC03ルビーレッド
紺:XC05サファイアブルーとXC04アメジストパープルを5:1で混合
関節や内部フレームは、ガイアさんのスターブライトアイアンで塗装しました。その後、タミヤさんのエナメル塗料で部分塗装しています。スミ入れの前に一度クリアでコートしています。
〇フレームの窪み:XF-24ダークグレイ
〇金色部:X-31チタンゴールド
〇銀色部:X-32チタンシルバー
〇スミ入れ:X-1ブラック
武器はGXメタルブラックで全体を塗装したのち、マスキングしてパール塗料で塗り分けました。
完成
全身キャンディ塗装で仕上げた百式のロールアウトです。
こ・・・これは・・・。正直、想像以上の煌めきに驚きました。何度も塗装を重ねるのでとても時間がかかりましたが、かけた手間の分だけ感動も大きかったです。子供のころあこがれた「超合金」を手にしたような高揚感がありました。
塗装前と比較
似た構図で、塗装前と比較していきます。
ただ立っているだけなのに、圧倒的な存在感になりました。ゴールドセ〇ントのようだと思った方はきっと同世代です♪
外装パーツのゴールドと内部フレームのアイアンのコントラストが映えます。
何も改造等はしていないのですが、目つきがりりしくなったような気さえします。「百」の文字のシールは割と厚みがあったのですが、段差はほぼ目立たなくなりました。
内部フレームへの部分塗装がよいアクセントになりました。プラスチック感は全くありません。
Mr.クリスタルカラーは初めてつかいましたが、メタリック塗料とはまた趣の違う輝きがでて楽しかったです。
課題
キャンディ塗装は、クリアカラーの厚みによって微妙に色味が変わります。太ももパーツは合わせ目の部分で微妙に色味が変わってしまいました。見比べながら塗装したつもりだったのですが、今後の課題になりそうです。
さ~て、次は何を作ろうかな♪