ヤシマ作戦のジオラマを作ろうと思ったものの、シーンは山の森の中。木を沢山作るのは面倒くさい少々手間がかかります。そこで、初撃で地面が吹き飛んだという設定で、簡単に作れるゴツゴツ岩場にすることにしました。ほぼ全て100均素材で作っていきます。
作中のイメージで狙撃体勢を取らせると、全長45cm!とても部屋に飾るスペースはありません。
カラーボックス製の飾り棚に入りつつ、陽電子砲の存在感を生かせるポーズを模索した結果、この体制で作ることにしました。
100均素材その1、コルクボードです。これを台にします。
カラーボックスに収めるには少し幅が大きかったので、一度分解してカットしました。コーナーにごついホチキスの刃のような金具が埋まっていたので、手持ちの彫刻刀とペンチでやや力づくで分解しました。ちなみに、写っているノコギリも100均です。
板は段ボール製だったので、簡単に切ることができました。段ボールや発泡スチロールのカットには特専黒刃を使っています。切断後、再度組み立てて木工用ボンドで接着しました。
発泡スチロールやウレタン材のカットなどに一度使ったら、もう通常刃には戻れません。本当によく切れて、切断面がボロボロになりません。油断すると、カッターマットなど簡単に貫通しますのでご注意ください。
100均素材その2,発泡スチロールブロックです。台座にマスキングをしてから、ブロックを枠に収まるようにカットして並べました。木工用ボンドで接着し、不要な部分をラジオペンチでむしり取っていきます。木工用ボンドはもちろん、実はペンチも100均です。
むしり過ぎたところやブロックの隙間には、むしり取った発泡スチロールに濃い目に水溶きした木工用ボンドをまぶして乗せました。紙コップ、爪楊枝も100均で購入しました。目分量で、ボンド:水=4:1程度です。少し粘り気がある方が作業しやすいです。
地面の形はこれで良しとします。右奥に初号機が座って砲を構える斜面を作りました。
今回唯一の100均ではない素材、ティッシュペーパーです。2重になっているのをはがして敷きました。
上から水溶き木工用ボンドを塗ります。ボンドをしみ込ませた筆でトントンと叩きながら、発泡スチロールの凹凸にティッシュペーパーをなじませていきます。ティッシュペーパーが破けたところには、小さくちぎったティッシュを重ねて貼り付けます。
目分量で ボンドと水が1:1です。筆塗できて、ティッシュにゆっくりしみ込むくらいの粘度を目指して薄めています。
ボンドの希釈は本当にいい加減にやっています。作業に適した粘り気になっていればよいかと思います。
全体に木工用ボンドを塗り終わりました。1日完全に乾燥させるので、本日の作業は終了です。枠のカットも合わせて、2時間かからずにここまで形になりました。
次回、100均のクレヨンで色を塗っていきます。
完成品は公開済みです。よかったらこちらもご覧ください。
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