そうねんのんびり創作記

のんびり作ったものをのんびり紹介します。

装動仮面ライダーガッチャードを本気で作ってみた

最近の食玩は凄いですね。息子が集めていた「装動」シリーズを見て、そのクオリティの高さに驚いていました。

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そんなある日、何気なく近所のコンビニに立ち寄ったところ、最新仮面ライダーの装動シリーズが並んでおり、思わず購入。ここは一つ気合を入れて制作し、大人の本気を見せつけてやろうと思い立ちました。

 

工作

装動歪み修正

さっそく箱から出して組み立ててみました。まずはこのパーツの歪みを修正します。

 

装動歪み修正

歪んでしまっているパーツはポリ塩化ビニル製のようです。小さい子供がけがをしないよう、とがっているパーツには柔らかい素材を使っているのでしょう。さすがはバンダイさんです。

 

装動歪み修正

お湯につけて温めます。触れない程度に熱いお湯につけると、すぐに柔らかくなります。

装動歪み修正

柔らかくなったら思った形に整えて、その形のまま氷水にダイブさせます。指が冷たくて辛くなる程度に冷えれば、充分固まっているはずです。

しばらくたつとまた元の歪みに戻ろうとします。何回か繰り返してやると狙った形に固まってくれました。

お子さんが装動を買って、歪みを直してほしいとせがまれ困っている世のお父様方!パパっと修正してあげると、お子さんからの株が爆上がりすること間違いなしです!

 

装動を工作

さて、造形で気になったのは頭頂部の肉抜き穴と肩の形状です。

 

装動の工作

テレビの録画画像を一時停止して何度も見比べながら、デザインナイフで切り出し、ヤスリで表面を整えました。

 

装動頭穴埋め

頭頂部にはエポキシパテを埋め込みました。

 

装動頭穴埋め

ヤスリで磨きこみ、穴埋め完了です。

 

塗装

付属シールでマスキング

複雑な形状のマスキングには付属のシールを使いました。

 

付属シールでマスキング

2回程、手に「貼ってはがして」を繰り返して粘着力を落とします。こうしないと、二度とはがせなくなります。

 

装動ガッチャード全塗装

基本塗装はC8シルバーにクリアブルーのキャンディ塗装、沈んだ青はC57青竹色にクリアブラックでやはりキャンディ仕上げにしてみました。

 

装動シール

目のオレンジの矢印と、ベルト、腹の炎のマーキングにはシールを使いました。一部色が沈んだ部分とシルバーのラインはエナメル塗料で筆塗です。

 

装動ベルトはキャンディ塗装

ベルトの装飾はシールを使いましたが、基本塗装はオレンジのキャンディ塗装で仕上げています。

 

色々ありましたが、完成です

装動ガッチャード全塗装

なんだこれ!カッコいいぞ!?令和の食玩、恐るべしです・・・。

 

今回は制作過程ダイジェストとさせていただき、完成品は別記事にて紹介させていただきます。

次回は同時進行で作っていたものを紹介します。仮面ライダーといえば、あれです♪

 

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フルメカニクスエアリアル完成品ギャラリー

FMエアリアルの完成品ギャラリーです。

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

フルメカニクスエアリアル作例

目指したのは1/100RGの雰囲気ですが、いかがでしょうか。今回やりたかったホワイトの使い分けがよい雰囲気を出してくれたので満足のできです。

もうすこし可動範囲の広さをお伝えできるポージングにすればよかったと反省しています。

制作過程をダイジェストで記事にしています。よかったらこちらもご覧ください。

〇フルメカニクスエアリアル制作全工程ダイジェスト

 

さ~て、次は何を作ろうかな♪

 

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MGよりも気軽に組むことができ、かつ内部フレームこそないものの関節部のギミックや可動範囲の広さなど非常に作っていて楽しいキットでした。

 

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フルメカニクスエアリアル素組と完成品比較

フルメカニクス(以下FM)エアリアルの素組と完成品を部分ごとに紹介します。撮影は、素組は作業スペースで、完成品は撮影ブースで行っています。照明など、撮影条件が違い過ぎることはご容赦ください。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

クリアパーツから透けて見えるメッキパーツが美しく煌めきます。HGのインモールド成型も素晴らしかったですが、FMの実物感が好きです。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

実は首元のパーツの穴あけ場所に失敗し、結局そのまま仕上げてしまっています。今回のやっちまったです。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

太もものパネルラインを考えるのに一番時間がかかりました。3種のホワイトの使い分けが一番効いているのがこのアングルです。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

脚のスネあては少しだけ削って形状を変えてみたのですが、いまいち気に入っていません。強度と防御力が低下しただけですね(TT

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

全身にちりばめたクリアグリーンのチップは今回のお気に入りです。ときどきキラリと光って楽しませてくれます。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

キットのままのプロポーションですが、情報密度が高いことでよりマッチョな雰囲気を醸し出しています。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

頼れる背中!って感じにしたかったのですが、いかがでしょう。普段HGばかり作っていると、ビームサーベルはこんな情報量にはできません。1/100のFMならではだと思いました。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

肩の丸モールドが思った以上の存在感を発揮してくれています。塗装ではなく、パーツの埋め込みをした甲斐がありました。カメラアイは蛍光グリーンのキャンデイ塗装になっています。

 

フルメカニクスエアリアル素組

フルメカニクスエアリアル完成

全開のHGはシールドを持たせたので、今回はビットオンフォームにしてみました。それにしても、作業台が汚いですね。(--;

以上、素組と完成品の比較でした。次回はポージングして完成品ギャラリーといたします。

 

 

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水星の魔女シリーズのキットは店頭でもかなり購入しやすくなりました。素組でも十分に素晴らしいプロポーションとギミック、作りやすさを兼ね備えたキットだと思いました。これでシールが水転写デカールであってくれればなぁ・・・。

フルメカニクスエアリアル制作全工程ダイジェスト

HGを作って水星熱が高まり、次はフルメカニクス1/100エアリアル制作です。HGはさくっと作って塗装しただけで終わってしまったので、今度は気合を入れて作ろう!とやり始めてはいいものの、こんなに時間がかかってしまうとは・・・。

 

水星の魔女の放送が終わってずいぶんと経ちましたが、ようやく完成ました。心が折れかかって制作工程に迷いが生じて作業が中断した期間も含みますが、5か月あまりの作業をダイジェストでご紹介します。

 

素組

まずは素組です。HGに比べてさらに筋肉質な感じがします。好きです。このプロポーションにはたくさんのパーツ分割が似合うだろうと思い、1/100サイズのRG風を目指すこととしました。それがこんなに時間がかかろうとは始めたときには思いもよりませんでしたが・・・。

 

基本工作

基本工作

パーツの一つ一つにスジボリ、メタル風パーツを組み込む穴、段落ちモールドなどを追加しました。さらに、全身に細かく切ったプラ板をはりつけ、できるだけ凸凹にしました。工作と全パーツの表面処理を終えるのに、2か月以上かかってしまいました。ここに中断期間約半月を含みます。

 

   

使用している工具はファンテックさんのスジ彫りカーバイド、ウェーブさんの彫刻刀平刀(1.0、1.5、2.0mm)と、ゴッドハンドさんのスピンモールドです。あとはデザインナイフでちょこちょこと削っています。このキットは曲面の表面処理が多く、神ヤス1000番を使いました。

 

全塗装

RGでは白にも複数の種類が使われています。わずかな色の違いにより別パーツ感が強調されて、より立体的な雰囲気を醸し出しています。今回はこの「わずかに違う同色」を意識して、RGの雰囲気に近づけていきたいと思います。

 

下地サフ

外装パーツの下地にサフを吹き、基本色の白を塗りました。パーツにより、GX1クールホワイトと、ガンダムカラーUG01MSホワイトを使い分けています。

 

さらにパネルラインに沿ってマスキングし、C97灰色9号でさらに白の種類を増やしました。

  

 

下地色の白サフ

青いパーツは白サフを下地として、UG14MSライトブルーで塗装しました。

 

青の塗分け

さらにパネルラインにマスキングをしてC80コバルトブルーで部分塗装しました。

  

マスキングをはがして塗り分けが決まっていた時の快感がたまりません。

 

塗分け失敗

逆に失敗していた時の精神的、時間的ダメージは半端ではありません。このパーツはうすめ液に漬けこんで塗料をすべて落としてから再塗装しました。一層ごとに1日乾燥させるので、1パーツでも3日かかります。

 

気を取り直して、続いてメタリックパーツです。内部フレームはガイアさんのスターブライトアイアン、黄色パーツはスターブライトゴールドでギラギラにしてあります。いずれも下地はアルティメットブラックです。

エナメル塗料でコート

メタリック塗装したパーツにタミヤエナメル塗料の黒を吹きかけました。この後、エナメル塗料をエナメル溶剤で拭き取ることで、凹んだ部分に黒が残るようにしました。

 

エナメル塗料でコート

本キットの目玉パーツ、メッキレッドパーツもエナメル塗料で真っ黒にしてやりました。

 

   

 

さて、以上で基本塗装の行程が終わりました。基本塗装だけでやや1か月半経過です。とにかくマスキングに時間がかかりました。ここに2度目の中断期間約半月が含まれます。

 

部分塗装と細部の仕上げ

スミ入れ・デカール・メタル風パーツ

大まかにパーツを組み上げました。工作も塗装も楽しいのですが、やっぱりプラモを作っていて一番楽しいのは組み上げている時間です。パーツの一つ一つに愛着がわいているので、1パーツごとにワクワクが止まりません。

タミヤエナメル塗料のXF-66ライトグレーでスミ入れし、X-10ガンメタルでプラ板で凸らせたところや「内部フレームがチラ見えしているという設定のモールド」を筆塗しました。

スピンモールドであけた穴に埋め込んだメタル風のパーツはコトブキヤさんのマイナスモールド(2mmや3mm)をスターブライトアイアンで塗装したものです。さらに手持ちにあった市販の水転写式デカールを所狭しと貼り付けてディテールアップ終了です。この一連の作業で約1か月。ようやく完成が見えてきました。

  

 

クリアのみマスキング

蛍光グリーンで塗装した目やクリアパーツをマスキングして、つや消しトップコートをかけました。

 

つや消しトップコート

メタリック塗装につや消しをするといい感じにくすんだ金属感が出るのでお気に入りです。

 

センサーパーツ作成

細かく刻んだプラ板(幅約0.5mm)をスターブライトシルバー+蛍光クリアグリーンでキャンディ塗装しました。

 

センサーチップ埋め込み

これを0.6mmでスジボリした溝や、大きな窪みに瞬間接着剤で張り付けていきます。イメージは各部センサーです。全身で40か所程貼り付けています。

 

ウォッシング

最後の仕上げにウォッシングです。ウェザリングカラーマルチブラックで一度全身を真っ黒に塗りつぶしました。ほぼ全て拭き取ってしまったのですが、やはり一度この工程を挟むと存在感が爆上がりします。

 

  

この形のマルチブラックの瓶は見たことがないのですが、形変わりました?

 

完成!

以上、フルメカニクスエアリアル制作の全工程でした。フルメカニクスシリーズのメカメカしさから、さらに情報量を盛りにもってみました。RGを目指しましたが、大きさもあいまってそれ以上に存在感のあるエアリアルに仕上がったと思います。

 

とにかく、完成までもっていけてよかったです。途中何度か挫折しかけていましたから・・・。

 

次回は素組と完成品を比較して紹介します。

HGエアリアルをグラデーションの上からMrクリスタルカラーでパールコート

「水星の魔女」第1クールを一気見しながらのんびりHGエアリアルをつくりました。今回目指すのは、「影を背負った赤く発光するエアリアル」です。

 

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

マッチョな中にも女性的な魅力を感じるプロポーションにほれぼれします。なので、工作は目立つ合わせ目・肉抜きの処理、アンテナの伸長・シャープ化、モールドの彫りなおしのみです。

 

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

全パーツ、ガイアさんのアルティメットブラックで下地塗装しています。

 

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

外装パーツは淵に影が残るようにグラデーションを付けるようにしてクールホワイトで塗装しました。

 

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

発光部はスターブライトシルバーに蛍光クリアレッド・グリーンでキャンディ塗装しました。ブラックライトで発光します。

 

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

関節部はスターブライトアイアンです。

 

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

放熱板等はスターブライトゴールドでぎらつかせています。

 

最後に全体にクリスタルカラールビーレッドでコートして完成です。全体が淡く赤く発光するイメージに仕上げることができました。

完成品ギャラリー

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

ガンダムエアリアル完成品ギャラリー

 

水星の魔女、第2クールが最終回を迎えましたが、実はまだ見ていません。撮りためてあるので、水星ガンプラ作りながら一気見しようと目論んでいます

 

さ~て、次は何を作ろうかな♪

 

 

今回のカラーレシピです。参考までにどうぞ。

 

下地・外装白パーツ

 

トリコロールカラー

 

メタリック

 

蛍光クリアキャンディ塗装

 

パールコート