ロトの剣制作記13回目は柄の造形です。まずは11回目で作成した宝玉と柄の連結部分を造ります。柄は、外径25mmの塩化ビニルパイプ(以下塩ビ管)を元に作ります。
10mmリアラボードから縦25mm、横35mmで長方形のブロックを切り出します。
宝玉パーツにあわせて弧を描き、宝玉パーツ(円柱)と柄の塩ビ管(円柱)をつなぐパーツを切り出します。
大まかな形をカッター(特選黒刃)で切り出したら、リューターで形を整えます。
実際には宝玉の色塗りの前にやった作業です。こんな形で収まります。
5mmのリアラボードからドーナツ状のパーツを3つ切り出します。ドーナツの内径は塩ビ管に合わせて25mm、幅は適当なのですが、約3mmです(汗)
3つのパーツをはめ込みました。右が宝玉側、左が鍔側です。
下地としてジェッソを塗って乾かしておきます。
連結パーツを接着し、塩ビ管の内径にあわせて段差をつくりました。そして・・・
合体!この瞬間がたまりません。(@@)b
外からは見えないのですが、刀身の軸受けになるパーツを鍔側にはめ込みました。
改めて宝玉パーツの周辺にもジェッソを塗り、柄ができあがりました。
金に塗装する部分に下地として黒スプレーを吹きました。1日乾燥させた後に2度目のスプレーを施し、その後3日間乾燥させました。
重ね塗りするので、本当は1週間おくつもりだったのですが、完成を目前にして待ちきれませんでした。
塗装の肝は乾燥なのに・・・。
いや、むしろよく3日も我慢した!と自分を認め、あとは柄を塗装して、グリップを巻けばいよいよ完成です。