無事に換気扇が動くようになったので、次は設置場所を整備します。今まで段ボールブースを置いてあったサイドワゴンに常設することにしました。ここに換気扇を置くと作業スペースがほとんどないので、引き出し式の作業テーブルを作ることにしました。
材料はホームセンターで購入した厚さ5mmのMDF材です。サイドワゴンの幅にあわせてカットしてもらいました。奥行きは換気扇にあわせて30cmです。
下穴をあけて、下の写真のようにねじ止めします。両端に4㎝幅の板を挟んで固定しました。この4cmの幅は、後々つけるフードの幅を想定しています。
隙間と同じ幅のMDF材を差し込みました。差し込んだ板の奥行きはサイドワゴンの天板の奥行きと同じ長さになっています。
外れないギリギリまで引き出すと、最大で40cmほど引き出すことができます。手前が作業スペース、奥の上段に換気扇が鎮座します。
角に膝や肘が当たると痛そうなので、やすりで面取りをしました。
これでひと安心です。
物置に残っていた端材で換気扇を固定する台を作りました。木工用ボンドで天板に接着してあります。木工用ボンドは完全に乾けば簡単にははがれません。毎度のことながら、接着力の強さに驚きます。
換気扇は特に固定はせず、置いていあるだけです。これで塗装作業には十分な広さの作業スペースを確保することができました。
塗装ブースの作成はヴァーチェ制作の合間にやっていたのですが、作りかけの作業テーブルを使っていたら早速塗料で汚してしまいました。まぁ、これもひとつの「味」と思って、汚れていく過程を含めて、使い込んでいく楽しみとしたいと思います。
次は排気ダクトを設置していきます。