知り合いが自宅のウッドデッキを解体し、その時に出た立派な廃材をいただきました。
今住んでいるアパートの裏にはちょっとしたスペースがあり、プランターを置いて野菜でも作ってみようかと思っていたのですが、夏場は雑草がボーボー。草刈をやってもやってもキリがない雰囲気だったので、いただいた廃材を利用して雑草対策のプランター台を作成しました。とても立派な廃材だったので、ウッドデッキっぽく作ってみました。
これが完成品です。
構想
以前住んでいた家で組んでいたウッドデッキのキットから構造をイメージしました。
2年前に田舎から都会へ引越しをすることになり泣く泣く手放した、今は無きウッドデッキです。安めのキットだったためメンテナンスを怠るとすぐに痛んでくるかわいいやつでした。このウッドデッキで得た一番の経験は、「木って想像以上に頑丈だ」ということでした。
手持ちの廃材を確認
手持ちの廃材もあわせて、今回はすべて廃材利用で作るため、サイズは材料から造れる範囲に限定されます。板の長さを測って完成形をイメージ(妄想)します。個人的には、この妄想がものづくりの一番楽しい時間です。
板の長さのメモ程度はとりますが、基本図面等は面倒なので書きません。造りながら調整していくのがそうねん流です。(なんちゃって・・・死語か?)
今回は人が乗ってケガをするようなものでもありませんし、かなり雑な造りになっています。
長さをそろえて組み立て
一番短かった廃材にあわせて、切りそろえました。中学校の技術家庭で購入した教材ののこぎりを30年近く愛用しています。だいぶ刃が痛んではきていますが、まだまだ現役です。
小さくきった角材を足にして、土台を組んでいきます。手持ちの唯一の電動工具はインパクトドライバーです。のこぎりとこれさえあれば、大抵のものは造れます。
足をつけた枠を作って、
床板を支える補強を入れて、
床板をはっていきます。さすが元ウッドデッキの床板に使われていた材木なので、風雨に強そうです。一応新たな切り口には防腐剤として塗料をしみこませてありますが、今回は乾くのも待たずに組んでしまっています。
頑丈な巨大すのこが完成しました。上に一枚乗っかっているのは化粧板です。
化粧板をはる
このままだとただのすのこなので、周りに化粧板をはってウッドデッキっぽくしてみます。側面には、物置に眠っていた1×4材の出番です。
正面には床板の長さをあわせたときに残しておいた廃材を使いました。同じ色の方が統一感があっておしゃれかなぁ、なんて。
よし、完成です。
裏面はこんな感じです。
完成
完成間際に雨が降ってきたため、作業を急ぎました。かなり適当な造りでしたが、雑草対策としては充分役に立っています。今はここにプランターを並べているのですが、まだ寒い時期で何も植えていません。野菜を植えたらまたご報告します。
さ~て、次は何を作ろうかな。