それではダイの剣制作記を始めていきます。基本的なつくり方はロトの剣のときと同じです。よかったら過去記事でどうぞ。ついでにダイの剣の完成品も紹介します。
<過去記事>
〇ドラクエ最新作に触発されて、1/1ロトの剣を自作してみた。
〇アニメリメイクに触発されて、1/1ダイの剣を自作してみた。
まずは設計図を書いてみます。と言ってもフリーハンドで絵をかいてみて、実際の長さを測ってみるだけです。
コミックスと見比べながら、何度も書いては消しを繰り返して、いい感じに見えるバランスを探しました。納得がいくバランスになったところで、絵の上で長さを測ってみました。書き込んである数値は絵を定規で測ったの実際の長さです。
絵では長さが160mmありました。今回は全長90cm程度にしようと思っているので、書いてある長さの9/16した値(cm)の長さでパーツを作成していきます。
100均で購入した工作用紙で型紙を作っていきます。「フリーハンドで書いてみてうまくいったら切り出す」を繰り返します。何度でも失敗できるので、気軽な作業です。
半分つくって裏返して使用することで左右対称に作ることができます。刀身のカーブになかなか納得がいかず、何度も作り直しました。
できた型紙を並べてみて、バランスをチェックしました。裏向きに置いてあるのは刀身が細すぎたためボツになった型紙です。
こうしてすべてのパーツの型紙が完成しました。
それでは型紙をつかって原型を作っていきます。素材はロトの剣を作ったときに残ったオリハルコンコスプレボードを使用します。(リアラボードやライオンボードで検索しても、コスプレボードがヒットするようになりました。)
左から厚さ10mm、5mm、1.5mmです。
コスプレボードの切断で大切なのがカッターです。通常のカッターでも切れなくはないのですが、切断面がボロボロになることがあります。
そこで便利なのがこの特専黒刃です。この切れ味を体感すると、もう通常のカッターには戻れません。
表裏を使いながらマジックペンで書き写しました。切り出しには特専黒刃のカッターを使用します。
2本切り出してみました。うまくいった方を採用します。
今回は10mmと5mmの2枚を組み合わせて刀身の厚さを15mmとしました。手持ちの5mmのコスプレボードが小さいものしかなかったので、パーツを分割して切り出します。
切り出したパーツを100均の瞬間接着剤で張り付けます。
コスプレボードと瞬間接着剤は驚くほど強力に接着されます。合わせ目は表面処理をするときに消していくことにします。
これで刀身の原型ができました。次は芯棒を入れて貼り合わせます。
使用している特専黒刃です。市販のカッターと刃を入れ替えて使用しています。コスプレボードでもスチレンボードでもサクサク切れます。何度もなぞっていると、カッターマットを貫通していたこともあるので、ご注意ください^^;
<追記>
制作記が完成しました。以下、各行程の記事へのリンクです。作り方はこちらをご覧ください。
〇ダイの剣を作る(1) 型紙を作って、刀身の原型を切り出す。