まずは前回作った原型にプリンター用紙で型紙の型紙を造りました。それを元にボール紙で作成したのがこの型紙です。
ボールペンで1.5mmリアラボードに写し取り、切り抜きました。
さらに、中央の盛り上がり部分のパーツを切り抜きます。
このパーツの丸みの塩梅が一番難しかったです。しっかり数えてはいませんが、型紙を5、6回は作り直したと思います。
縁の盛り上がりのために、1.5mmリアラボードを細切りにします。
瞬着ではっていきます。100均の瞬着で気持ちいいくらいスムーズにくっついていきます。
全体の縁取りが完了しました。
実際に作ってみると、真ん中部分の厚みが少々足りなかったので、裏打ちするためのパーツをつくりました。なんだか角が生えたヨッチ族みたいなシルエットに・・・。
中に針金で芯を入れて、
瞬着ではり合わせます。
光源にかざしてみると、ラーミアの骨が透けて見えました。
おおまかな形ができたところでリューターで細部を整えていきます。
宝玉を埋め込む部分に穴を開け、
ラーミアのくちばし(?)に丸みを持たせました。
段差や尾羽(?)部分も角を落としていきます。
使用前
使用後
さらに、組み上げたときにより自然な形になるよう、裏打ちのパーツにも傾斜を作りました。
使用前
使用後
紋様を入れる
型紙に、どんな形で紋様を入れるかを書きこみ、デザインナイフで切り抜きました。
表裏方式で、できるだけ左右対称に下書きを書きました。ちょっとずれちゃったのはご愛嬌、ということで・・・。
グルーガンで下書きにそって盛り上がりを付けていくのですが・・・
本当に何回も、リアラボードの端切れ等でめちゃくちゃ練習して自信をつけてから本番に臨んでください!!
と、思わず、これまでで一番大きな声で叫んでしまいました。一度予定外なところにホットボンドがたれて固まってしまうと、リアラボードごとはがれてせっかく作ったラーミアが破れてしまいます。実は、同じ失敗からラーミアを2度作りなおしました。
「同じ太さで線を引く。」
「糸引かないように切り離す。」
「垂れないように気をつける。」
たったこれだけのことが難しいことむずかしいこと・・・。機会があったら、自己流ですがグルーガンのコツは別の記事で紹介したいと思います。
ぜぇ・・・ぜぇ・・・七転八倒しながら、何とか書き終わりました 。
さて、写っているライターは、リアラボードの表面を滑らかに整えるために、炙るとよいと聞き、試してみました。どれどれ・・・?
やめたほうがいいです。
こげるどころか、引火しました。リアラボード、よく燃えます。ラーミア大やけど。あやうく再度作り直しになる寸前で消し止めました。実際、炙らなくても表面処理はできると思います。そうねんは二度とやりません。
表面処理にはジェッソを使用しました。
全体にハケで二度塗りしました。ちなみにハケも100均です。ダ○ソー万歳!
これで装飾部分の工作は終了です。今回使ったの道具はこちら。
デザインナイフはあらゆる場面で使える工作の必需品です。それほど高額でもないのに、長く使えて、替え刃こそ買いましたが、本体じたいは25年以上使い続けてる愛用品です。思い出(主にケガの)たっぷりの一本になっています。
もちろん当時はamazonではなく模型屋さんで買いました。昔ながらの模型屋さん、懐かしいなぁ・・・。
次回は刀身を磨いていきます。ジェッソが大活躍です。