クレオスさんのMr.クリスタルカラーのカラーサンプル紹介の2回目です。ここからは下地色ごとに紹介していきます。
今回の下地は「1000番サフ・黒サフ・アルティメットブラック」の3種類です。 それぞれの下地色に直接クリスタルカラーで塗装しました。
クリスタルカラーシリーズの塗装の希釈は概ね「塗料:うすめ液=1:3」にしています。うすめ液にはクレオスさんのレベリングうすめ液を使用しました。
〇1000番サフ
1000番サフで下地を作り、その上からクリスタルカラーで塗装しました。
左から、下地塗装、X01~X08、ホワイトパールの順で並んでいます。
以下、それぞれの拡大です。
〇黒サフ
黒サフ(1500番)で下地を作り、その上からクリスタルカラーで塗装しました。
左から、下地塗装、X01~X08、ホワイトパールの順で並んでいます。
以下、それぞれの拡大です。
〇アルティメットブラック
ガイアさんのアルティメットブラックで下地を作り、その上からクリスタルカラーで塗装しました。アルティメットブラックは、メタリック塗装の下地としても重宝しています。
左から、下地塗装、X01~X08、ホワイトパールの順で並んでいます。
以下、それぞれの拡大です。
写真ではわかりにくいですが、黒サフとアルティメットブラックでは、前者の方が下地のマットさが影響して若干くすんだ印象になりました。写真ではムーンストーンパールが一番わかりやすく差が出ていると思います。ただ、この差が、塗料の個性の差なのか、サフの厚さといった私の技術的な問題なのかは判断が付きかねます・・・。個人的には、アルティメットブラックを使ったほうが失敗が少なくなりそうです。
黒を下地とした場合、クリスタルカラーでは銀が強調され、黒さに関しては比較に使ったホワイトパールがいい色味を出してくれました。塗料としての隠ぺい力はホワイトパールの方が弱いようなので、用途に応じて使い分けができそうです。
メタリック塗装に下地の黒が与える影響の違いは過去記事でも紹介しています。よかったら、こちらもご覧ください。
<過去記事>
〇キャンディ塗装のカラーサンプルを作る(1) 下地黒の塗装条件を検証
それにしても黒下地にクリスタルカラーの各色を吹いたときの最初の色の変わり方は、何回やっても感動ものです。いい煌めきだなぁ・・・♪
次回は、クールホワイト・シルバー・モンザレッドを下地にして比較します。