部分塗装の後、各パーツをそれぞれつや消しでコートしました。乾燥を待ったうえで、各種ウェザリング塗料を使って戦艦大和を汚していきます。
まずはウェザリングカラーマルチブラックです。全体に塗ったくり、生乾きの段階で拭き取るだけのお手軽ウェザリングです。
以下、塗装前、生乾き、ふき取り後の比較写真です。
まずは艦底です。
続いて舷側です。こちらも塗装前、生乾き、ふき取り後の順で写真を並べます。
艦橋も同様に作業したのですが、写真を撮り忘れてしまいました(TT。エッチングパーツをひっかけないようにするのが大変で、ドバっと塗ってザクっとはがす、というわけにはいかず、効果は小さかったように思います。
艦Nextのときは空中線を張った後に仕上げに潮汚れやサビ汚れを入れたのですが、塗りながら空中線をひっかけてしまい作業しにくかったので、この時点で汚しを入れてしまいました。
今回のウェザリングの作業方法は艦Next版と同じです。よかったらこちらもご覧ください。
<過去記事>
1/700戦艦大和の建造記録(8) 汚しを入れて艦Next大和完成
続いてウェザリングマスターでエッジを強調します。
今回はグレイを使用します。付属のハケとスポンジで、パーツの縁にウェザリングマスターを軽くこすりつけていきます。
前後の主砲を見比べてみてください。前方主砲(右)がウェザリングマスター使用前、後方(左)が使用後です。後方主砲では輪郭が浮き上がり、圧倒的に存在感が増しましています。写真で違いが伝わりますでしょうか。
ドライブラシも上達したいです。練習あるのみ、ですね。
ウェザリングマスターはつや消しコートに弱いので、今回はこの後のつや消しはしていません。触っただけでも取れてしまうので、とにかく触らないようにだけ気を付けてこの後、空中線の取り付けにかかります。
過去に、ウェザリング塗料とつや消しの相性を確認する実験をしています。よければこちらもご覧ください。
<過去記事>