自分への戒めを込めて、今回の制作中にあった「やっちまった!」を紹介しようと思います。
股関節パーツを破損
内部フレーム塗装後に一度組み上げ、再度分解しようとして・・・
折れちゃった!(TT)
エクリプスの内部フレームには、一部MGフリーダムVer.2のランナーが流用されています。股関節パーツが壊れやすいというのは聞いたことがあったのですが、壊した後に思い出しました。(TT)
元々弱いパーツである上に、塗装によってさらに強度が落ちたこと。厚みが増し、抵抗が大きくなったことなどが要因と思われます。軸を打って修復を試みましたが、どうにも不安定になってしまったので、パーツを注文して取り寄せることにしました。
少しでも破損の可能性を下げるため、今度は弱そうな接合部にマスキングした上で塗装しました。
塗装剥がれとその修正
頭頂パーツです。塗装後に組み上げた後、部分塗装を忘れていたことに気が付いて外した際に塗装がひび割れてしまいました。ここまでは、まぁよくあることなのですが、今回は対処を間違えました。
いつも以上に重ね塗りしたパーツだった上、なかなかに目立つ場所です。一度塗装をはがして塗装しなおすことにしました。重ね塗りが厚かったので、うすめ液では心もとないかと思ってツールクリーナーにポチャンと漬けたところ・・・。
パーツごと溶けた!(TT)
ツールクリーナーの溶剤としての強さを思い知りました。もうどうしようもなかったので、こちらもパーツを注文して塗りなおしました。
さらに、もう一か所。塗装完了直後のことです。組み上げて立たせていたところ、うつ伏せに倒してしまい・・・
欠けてる!(TT)
倒れた際、胸の先端に衝撃が集中してしまったようです。
頭頂パーツでの失敗を教訓に、今度は塗料のうすめ液に漬けました。これで十分キレイに塗装がはがせたので、今後とも気を付けようと思います。
それぞれ塗装をし直しました。このパーツだけでも、メカサフ→白→マスキング→グレー→パール→部分塗装→スミ入れと、かかる工程は変わらないので、なかなかに面倒な足踏みでした。
表面処理をサボった結果
どうせ見えないだろうとパーティングラインの処理を怠った関節パーツです。フライト形態に変形させると・・・、
なんと丸見え!(TT)
このパーツをはずして処理するのは他のパーツの塗装もはがしてしまいそうだったので、ここはこのまま妥協しました。
蛍光塗料でグラデーション
当初、クリアパーツは蛍光塗料でグラデーションぽくしてみようと思っていました。グリーンのパーツに、蛍光レッドで縁取りし、さらに蛍光グリーンを吹き付けてみたところ・・・、
なんか汚い!(TT)
と、いうわけで没となりました。この後、塗料を落として再利用したものの、磨いたり削ったりしているうちにどんどん汚くなってしまったので、こちらもパーツを取り寄せました。手持ちのクリアパーツの数が多かったのはこんな理由でした。
パーツ販売の1つ1つに丁寧に対応してくださるバンダイさん。
感謝しかありません!
実は一つ作るごとに数々の失敗を繰り返しています。備忘録も兼ねて、今回紹介してみました。皆さんの事故防止の一助になれば幸いです。
一つ失敗するごとに一つずつ成長していると思って、次の作品に生かしていこうと思います。
さ~て、次は何を作ろうかな♪
使用しているツールクリーナーです。強すぎるとの意見も見られますが、エアブラシから筆、ペイント皿からこぼした塗料の掃除まで、これ一本で済むので大変重宝しています。