全体のつや消しが終わったので、メタリックの部分塗装を行います。
エナメル塗料
最後までどうやって塗装しようか悩んだのがGN粒子発生装置(?)です。他の3機と同じように金色にしたいのですが、どうしてもキレイにマスキングをするイメージも、スジボリを入れるイメージも持てませんでした。
結局、エナメル塗料のゴールドリーフで筆塗し、はみ出した部分を削り取ることにしました。
筆塗完了です。予想通り外側にもはみ出してしまいました。
はみ出した部分は、爪楊枝に溶剤を少しつけて削り取りました。ぱっと見わからない程度には修正できたと思います。
ラッカー塗料
顔のセンサー部はメタルグリーンで塗装します。ここは筆塗で行けそうです。
はみ出さないように慎重に筆塗します。
何とかうまく塗れました。ここは希釈なしで塗っています。メタリック塗料を筆塗で部分塗装する場合は希釈していません。希釈なしの場合、特に攪拌はしっかりするように気を付けています。
マスキング
上の二つの筆塗に比べれば、マスキングしてエアブラシで塗装できる個所のなんと楽なことか・・・。でも、その筆塗の苦労もまた楽しいのです。希釈は塗料:うすめ液=1:4でうすーく重ね塗りしていきました。
マスキングもきれいに決まっていました。
クリアパーツは裏側からクリアグリーンで吹きました。希釈は塗料:うすめ液=1:2程度です。
ラッカー塗料の希釈にはクレオスさんのレベリングうすめ液を使っています。リターダー(揮発しにくい溶剤)が入っていて、乾燥を遅くさせることで塗装面を均一にしてくれるという効果があります。
Amazonで探す「GSIクレオス Mr.レベリングうすめ液 特大 400ml」
エアブラシはエアテックスさんのメテオを使っています。エアブラシシステムは高価でとても手が出ないと思っていました。音については比較したことがないのでわかりませんが、基本的な塗装では十分に使えて満足しています。
Amazonで探す「エアテックス エアーブラシセットMETEO」
いよいよ完成が見えてきました。作っていて一番盛り上がる期間で、つい乾燥時間を短くしてしまうところです。ここであわてるとミスをするので、落ち着いていこうと思います。
~追記~
以下、キュリオス制作記のまとめです。
HGキュリオス制作記(0) 素組 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(1) 合せ目消し - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(2) パテやプラバンで肉抜きパーツを埋める - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(3) 肩、肘、足首の後ハメ加工 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(4) 肩パーツにダクトを作る - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(5) モールドを追加して凸凹にする - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(6) 下地色にマスキング。からの白色塗装 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(7) 橙色・黄色・赤色の塗装 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(8) 各種部分塗装→デカール→つや消し - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(9) つや消し後のメタリック塗装、クリアパーツ塗装 - そうねんのんびり創作記