白色を丸1日乾燥させ、次の色を塗装していきます。キュリオスはオレンジのイメージが強かったのですが、実際に塗ってみるとオレンジに塗装する部分は意外に少なかったです。
アンテナ部にはMr.Color No.58黄橙色を使用しました。
前回ホワイトで下地色を塗りなおした部分を黄橙色で塗装します。
下地を白にしておくことで、きれいに発色させることができました。
ダクト部分だけを黄色に塗装することができました。
黄色を1日乾燥させ、今度は黄色部分をマスキングし、オレンジを塗装しました。使用した色はMr.Color No.59オレンジです。ダークシーグレーが下地になっているので、少し暗めのオレンジに仕上がりました。
胸ダクト部分が完成です。下地をグレーにしていることで、スミ入れしていなくてもパネルラインがくっきり出ていました。
他のパーツも同様に、マスキングを駆使して塗分けていきます。
今回、一番塗分けが大変だったパーツです。
裏面はグレーを残しておきたかったので、淵を残して全面マスキングしました。
苦労の甲斐あって、きれいに塗り分けることができていました。窪んだグレー部分をどうやってマスキングするかが悩んだポイントです。白部分にわずかに吹き込んでしまいましたが、2000番の紙やすりでかるく磨いてやると消えました。
裏面もこの通り。クリップで挟んだ部分が、目立たないだろうと思って油断していました。組んだ時に股の間から目立ってしまったので、後で筆でグレーに塗りなおしました。
段差部分でマスキングテープに隙間が空いてしまったのでしょうか。段差の淵にオレンジの塗料が吹き込んでいました。ここも、後程筆でリタッチしました。
マスキングは、1mm~2mm幅で短冊状にしたテープを何枚も組み合わせて貼っています。こうすることで様々な形状に合わせることができます。
マスキングをはがす瞬間は、一気に完成度が上がるのを感じるので、毎回ワクワクします。
腹部の赤もマスキングで塗り分けました。境目の形状が複雑でマスキングが大変なパーツの一つでした。
多少の漏れがありましたが、胸部装甲を付ければ見えない場所になるだろうと踏んでいます。写真だとオレンジっぽく見えますが、Mr.Color No.68モンザレッドを使用しました。
これで全体の塗装は終了です。次は部分塗装を行います。
~追記~
以下、キュリオス制作記のまとめです。
HGキュリオス制作記(0) 素組 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(1) 合せ目消し - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(2) パテやプラバンで肉抜きパーツを埋める - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(3) 肩、肘、足首の後ハメ加工 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(4) 肩パーツにダクトを作る - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(5) モールドを追加して凸凹にする - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(6) 下地色にマスキング。からの白色塗装 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(7) 橙色・黄色・赤色の塗装 - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(8) 各種部分塗装→デカール→つや消し - そうねんのんびり創作記
HGキュリオス制作記(9) つや消し後のメタリック塗装、クリアパーツ塗装 - そうねんのんびり創作記