一通りの塗装が終わったので、デカールで更なるディティールアップを目指します。
今回は兄弟機ということで、RGエクシアのガンダムデカールと、ベルテクスさんから出ているデカールセットを使いました。
用意するものは、
・万年皿(水を入れておく)
・ピンセット(必須)
・紙タオル(余分な水を吸い取らせる)
・切り出し用ナイフ(切れ味がよければカッターでも可?)
・綿棒(マークセッターふき取り)
・爪楊枝(デカールの位置調整)
・マークセッター(昔はなかった?知らなかっただけ?)
マークセッターはなくてもいけるかもしれませんが、あったほうがあきらかに貼りやすいです。破れたり、ひび割れたりという失敗がほとんどなくなりました。
まずはナイフで使いたいマークを切り出します。最近のデカールは必要な部分だけが勝手に剥がれてくれるようですので、ピンセットでつまむ部分も含めて余白を取って切り出します。
水につけること30秒程度。沈んでいても沈んでいてもいいですが、裏の紙にしっかり水がしみ込んでいればOKです。大きいデカールはもう10秒程度長くてもいいかもしれません。
水につけている間に、マークセッターを貼りたいところへチョンと乗せておきます。
水から出したデカールを一度紙タオルにおいて、余分な水を吸い取らせます。余白をとって切り出しているので、余白部分をピンセットでつまみあげます。
左手にピンセット、右手に爪楊枝を持って、いざ貼り付けです。狙った場所に爪楊枝で抑えて、台紙を引き抜きます。スルっといくと気持ちがいい作業です。この時点ならば、まだピンセットで微妙な位置の調整ができます。
まだマークセッターに浮いているような状態になっているので、上から綿棒で優しく抑えるようにすると、あまった液が勝手に綿棒にしみ込んでくれます。ここで強く押しすぎると、デカールがずれたり、破れたりしますので、慎重に作業します。
あとは乾くのを待つばかりです。
写真だと微妙な違いですが、黒字に白のワンポイント、白地に黒のワンポイントがそれぞれ全体を引き立ててくれたと思います。
肩の斜めラインがエクシアとおそろいにできて、お気に入りです。
どこに何を貼るかは好みの問題なのですが、私の場合、思いついたものをとりあえず貼ってみて、気に入らなかったら乾く前にはがしてしまいます。ただ、十中八九、貼ったほうがカッコよくなる気がします。
次はヴァーチェの顔、GNバズーカを仕上げます。
~追記~
以下ヴァーチェ制作記まとめです。
HGヴァーチェ制作記(0) 素組 - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(1) 四角モールドを彫る - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(2) 左右対称にスジボリを彫る - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(3) 削りに失敗!修正作業とやすりがけ - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(4) 合わせ目を消す - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(5) プラ板を貼ってディテールアップ - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(6) メタルパーツ風にビーズを埋め込む - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(7) 改修作業終了・塗装作業開始 - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(8) 筆塗で全塗装 - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(9) 細部の塗分け - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(10) スミ入れ - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(11) 肉抜きパーツにふたを作る - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(12) 水転写デカールをはる - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(13) GNバズーカを改修する - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(14) トップコート後にクリアパーツ - そうねんのんびり創作記
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