素組したヴァーチェは一度すべて分解し、各パーツを加工していきます。まずはノッペリ感が否めないすねのパーツから。
設定画や、各ブログで紹介されている方々の作品を参考に、四角モールドを彫っていくことにしました。方法は完全に我流ですので、道具の使い方が間違っている等ありましたらご指摘いただけると幸いです。
まずは鉛筆で位置を書き込んでいきます。左右対称に作るのに大事な作業です。
モールド用の定規をセロハンテープで張り付けます。今回は2.5mmの正方形を選択しました。
ケガキ針で定規に沿ってミゾを作っていきます。軽い力で何度もなぞります。
ケガキ張りでのミゾは下書きのようなものの認識で、15~20回程度なぞりました。
定規を外し、頂点にケガキ針でポイントを打ちます。角をはっきりさせるのと、スジボリを彫りなおす際にオーバーランするのを防ぐためです。スジボリ用に使っている針だと先端が痛みそうなので、別のケガキ針(先端が少し太め)を穴あけ用に使っています。
そうねんはファンテックさんのスジボリカーバイドを使っています。ケガキ針で彫ったモールドを軽くなぞっていきます。なでるように10回ほどなぞると適度な深さになりました。ザクで練習していたときは、調子に乗って削りすぎて貫通させちゃったんですよね@@;
四角い輪郭がはっきりと彫れたら、プラモデル用の彫刻刀で段差を作ります。写真はWAVEさんの彫刻刀です。
2.5mmで作った四角い枠に2.4mmの平刀がピタリとはまりました。
0.15mmのスジボリカーバイドで輪郭を軽くなぞって、完成です。
・・・お気づきでしょうか、左右の位置が微妙にずれていることに。下書き段階で間違いがあったことに彫った後で気づきました。
ま、なんとなくアーマー感は出たので、気にしない、気にしない・・・orz
今回使用した道具一式です。必要に応じて少しずつ買い足していくうちに、徐々に種類が増えてきました。
彫刻刀やケガキ針はもともと持っていたのですが、ガンプラを作るにあたりスジボリ用の道具は新規購入しました。結果大正解です。初心者でもきれいなモールドを作れるようになりました。やっぱり、道具って大事だなと思いました。
~追記~
以下ヴァーチェ制作記まとめです。
HGヴァーチェ制作記(0) 素組 - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(1) 四角モールドを彫る - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(2) 左右対称にスジボリを彫る - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(3) 削りに失敗!修正作業とやすりがけ - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(4) 合わせ目を消す - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(5) プラ板を貼ってディテールアップ - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(6) メタルパーツ風にビーズを埋め込む - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(7) 改修作業終了・塗装作業開始 - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(8) 筆塗で全塗装 - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(9) 細部の塗分け - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(10) スミ入れ - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(11) 肉抜きパーツにふたを作る - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(12) 水転写デカールをはる - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(13) GNバズーカを改修する - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(14) トップコート後にクリアパーツ - そうねんのんびり創作記
HGヴァーチェ制作記(15) ホログラムパーツを折り紙で代用 - そうねんのんびり創作記
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HGヴァーチェ制作記(完) RG風に改修完了! - そうねんのんびり創作記