HGサザビーをキャンディ塗装で全塗装していきます。塗装手順については過去記事を参照してください。
<過去記事>
〇キャンディ塗装のカラーサンプルを作る(完) デカールと鏡面仕上げ
工作後のパーツは削りかすまみれになっているため、一度中性洗剤で洗います。
100均で購入したボールとザルで、パーツをなくさないように洗いました。
全パーツを並べて乾燥させました。これで禊が終わりました。
まずはすべてのパーツにサフを吹き、傷のチェックを行いました。目立つ傷はパテで埋めてやすりをかけ、改めてサフを吹くのですが、幸い目立つ傷は見当たらなかったため、このまま塗装に入ります。
キャンディ塗装の下地にはガイアさんのアルティメットブラックを採用しました。圧倒的黒さが魅力です。
Amazonで探す「ガイアカラ- 15ml 032 アルティメットブラック」
HGサザビーの成型色には2種類の赤があります。
例えば脚部では、甲とつま先が薄い赤、その他のパーツが濃い赤になっています。この赤のわずかな差を下地のメタリックを変えることで表現してみたいと思います。
まずは薄い赤ですが、こちらは下地のメタリック層にクレオスさんのC8シルバーを使用しました。落ち着きのある大人のシルバーになりました。
乾燥後、ディープクリアレッドを塗り重ねました。いい色合いです♪
Amazonで探す「クレオスGX102 GXディープクリアレッド」
次に濃い赤です。こちらは下地にガイアさんのスターブライトシルバーを使用しました。
ギラついた、存在感のあるシルバーに仕上がりました。
Amazonで探す「ガイアカラ- 15ml 121 シルバー」
この上にもディープクリアレッドを塗り重ねました。
このパーツでは、脚の甲だけがC8シルバー、その他の部分はスターブライトシルバーが下地になっています。写真ではわかりにくいですが、色の濃さ、というよりは質感に差がつき、ほぼイメージ通りの使い分けができました。
1つ1つの塗装作業の間には1日以上の乾燥時間を挟んで作業をしています。筆塗でも、エアブラシでも共通しています。
塗装の肝は乾燥です!
早く次の作業を行いたい気持ちをグッとこらえて、じっくり乾燥させることで美しい仕上がりになります。あわてない、あわてない・・・。
次回は関節パーツの塗装を行います。
<追記>
以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。
<過去記事>
〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ
〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)
〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)
〇HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける
〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装
〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け
〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正
〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる