HGサザビーを作るにあたって、すごくやりたかったことがあります。
箱絵のこのイメージです。頭部の奥に光るモノアイがカッコイイ!!そもそもモノアイはカメラのレンズなのでしょうから、レンズが光るというのは現実的にはいかがなものかとは思うのですが、カッコイイのは正義です。モノアイを光らせるというのはジオン系のガンプラを作る上での一つの到達点ではないでしょうか。
HGに電飾を仕込むのはサイズ的に厳しいと思っていたのですが、この商品を見た時に行けると思いました。クレオスさんから出ているLEDモジュールと電池ボックスです。写真のLEDは白ですが、実際には緑のLEDを使用しました。
(※そうねんが購入した時点では、電池ボックスはもう少し安かったような・・・)
実際に点灯させるとこんな感じです。思っていたよりも明るいです。
まずはモノアイ部に穴をあけ、内側から光が通れるようにします。1mmのピンバイスで慎重に穴を開けました。
あけた穴にクリアパーツを仕込みます。ウェーブさんのHアイズミニ3のグリーンから、1mmのモノアイを使用しました。この時点ではまだ固定せず、塗装後に接着します。
続いてLEDモジュールを埋め込みます。
LEDが収まるよう、頭部の台座パーツを削りました。
LED部を埋め込み、コードを後頭部へ流します。埋め込むイメージがつかめたところで、先に使用するパーツを塗装しました。使用した塗料はガイアさんのスターブライトアイアンです。
塗装後、LEDモジュールをエポキシパテで固定しました。
モノアイのパーツをはめ込むため、裏側に切れ込みを入れました。
切れ込みからコードを通したところです。
モノアイパーツをはめ込んで、はみ出したエポキシパテを削りました。この後、光が漏れないよう、隙間をパテで埋めては削る作業を繰り返しました。モノアイの可動を確保しつつ隙間を埋めるのに苦労しました。
頭部のパーツの裏面がエポキシパテを盛った部分と干渉したので、裏面を削りました。これらの作業を表面処理と並行して行っているのがばれちゃいますね。
最後にクリアパーツを接着して光るモノアイの完成です。白LEDにグリーンクリアパーツ、グリーンLEDに無色クリアパーツなども試してみたのですが、緑のLEDにグリーンのクリアパーツを重ねるのが、一番イメージに近い発光になりました。
光るモノアイを眺めながら3日間はビールを美味しくいただきました。下地塗装で真っ黒になっていたタイミングでしたが、黒いサザビーもカッコよかったです。
次回は内臓スイッチを自作します。
<追記>
以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。
<過去記事>
〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ
〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)
〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)
〇HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける
〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装
〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け
〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正
〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる