全身の塗装が終わったので、厚めにクリアで塗装して十分に乾燥させました。使用したのはクレオスさんのC46光沢クリアーです。
ちなみに、黒のパーツは黒鉄色を下地として、GXクリアブラックでキャンディ塗装としています。
1週間しっかり乾燥させたあとです。一見するときれいな光沢なのですが、光源等を反射させると微細な凹凸があるのがわかります。
もったいないと思いながらも、心を鬼にして一度全面を#2000の紙やすりで磨きます。このとき、角は塗装がはがれやすいので、ひっかけないように注意です。
やらかした一例です。角のクリアレッドがはがれて下地のシルバーや黒が露出してしまいました。こうなると、一度削って塗装しなおしになります。1つのパーツだけを塗装しなおすのは、心が折れそうになりました・・・。
タミヤさんのコンパウンドで磨いていきます。まずは粗目です。少量つけてメガネふきでこすっていきます。
布が当たりにくい凹凸部は綿棒とうでしっかりこすります。
粗目で磨き終えました。粗めでさえ、紙やすりとは見違えるようになりちょっとした感動があります。残ったコンパウンドを水洗いで取り除きます。
同様に細目で磨きました。粗目と比べると目に見えて曇りがなくなります。蛍光灯の輪郭がはっきりと映り込むようになりました。
最後に仕上げ目で磨いて磨き終了です。自作したエンブレムを貼り付け、タミヤさんのモデリングワックスで吹き上げて完成です。
この手順をすべてのパーツで繰り返します。1週間くらい夜な夜な磨き続けました。手間のかかる作業ではありますが、パーツに映り込む映像をみるとビールがどんどんはかどります♪
すべてのパーツを磨きこみ、いよいよ完成が近づいてきました。
次回は武装を仕上げて、いよいよ完成です。
<追記>
以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。
<過去記事>
〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ
〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)
〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)
〇HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける
〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装
〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け
〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正
〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる