そうねんのんびり創作記

のんびり作ったものをのんびり紹介します。

HGサザビー制作記(1) 脚部と肩にディテールを追加

HGサザビーに工作を施して凸凹にしていきます。

HGサザビー整形のモールドを削る

脚部と肩に整形されていた凸モールドを金属ヤスリで削り落としました。ここには後でプラバンで内部のフレームが見えるよなイメージでプラバンで同様のディテールを作り直そうと思います。

 

HGサザビー脚にスジボリを入れる

凸モールドがあった場所に合わせて、0.6mm幅のスジボリを入れました。使用しているのはファンテックさんのスジボリカーバイドです。軽い力で10回程なぞっています。

 

HGサザビーディバイダーでスジボリ

さらにパネルラインを追加していきます。パーツの形状に合わせた曲線スジ彫りにはディバイダーを使用しました。 

ディバイダーというのは、両方が針になっているコンパスのような道具です。同じ長さを測り取るための道具ですが、同じ幅でスジボリを入れたり、同じ幅でマスキングテープを切ったりするのに重宝しています。

 

HGサザビーにスジ彫りを入れる。

ディバイダーで何回かけがいた後、0.25mmのスジ彫りカーバイトでしっかりスジ彫りにしました。

 

HGサザビーふくらはぎ工作後

スジ彫りの幅は、0.15、0.25、0.6を使い分けることでメリハリをつけています。1/144の0.25mmは実機サイズでは3.6cmの幅ということになるので、完全なパーツの分かれ目をイメージしたところにだけ使うようにしています。

 

HGサザビー肩にスジボリを入れる

スジ彫りをキレイに入れるには、ガイドテープが不可欠です。始点と終点にもテープを貼るのがキレイに作るコツでした。これで、行き過ぎる事故が激減しました。

 

HGサザビー肩にディテールを追加

ここにはプラバンを貼って装甲を追加しようと思います。まずは彫刻刀の平刀で窪みを作ります。

 

HGサザビー肩パーツの工作

形を合わせた1.2mmのプラバンを貼り付けました。ここにさらにパネルラインを彫りこみました。

 

HGサザビー肩にプラ板追加

肩の装甲が薄いと思ったので、さらにプラバンを切り出して追加します。

 

RGやMGの作例を参考にしながら全体にパネルラインを書き込み、肩の工作が完了しました。

HGサザビー肩工作前

↑工作前 ↓工作後

HGサザビー肩工作後

貼ったプラバンにもパネルラインを追加することで、「らしく」なったと思います。

 

同様に脚にも思いつく限りの工作を施しました。

HGサザビー脚工作前

↑工作前 ↓工作後

HGサザビー脚工作後

夜2時間ずつくらいの作業で、なんだかんだと脚、肩にそれぞれ1週間から10日ほどかかりました。時間はかかりますが、この過程でパーツ一つ一つに対する思い入れが強くなっていきます。

 

次回は腰部、胸部の工作を紹介します。

 

<追記>

以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。

<過去記事>

〇HGサザビー制作記(0) 素組しながらプランを立てる

〇HGサザビー制作記(1) 脚部と肩にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(2) 腰部と胸部にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ

〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)

〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)

〇HGサザビー制作記(6) 全身の工作個所を確認

HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける

〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装

〇HGサザビー制作記(9) スミ入れもキャンディ塗装で

〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け

〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正

〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる

〇HGサザビー制作記(13) ファンネルを改修して射出を表現

〇HGサザビー制作記(完) 完成!全キャンディ塗装サザビー