そうねんのんびり創作記

のんびり作ったものをのんびり紹介します。

「ダイの大冒険」アニメリメイクに触発されて、1/1ダイの剣を自作してみた。

HGサザビーが完成し、満足感に浸って創作意欲が落ちていたとき、衝撃的なニュースが飛び込んできました。それは・・・、

ダイの大冒険」アニメリメイク!!

なんと、子供のころドはまりしたあの漫画がアニメでリメイクされるとは・・・。当時放映されたアニメが物語の途中で終わってしまったときには本当に残念に思ったものです。

実は今もまだ当時のコミックスが全巻本棚に並んでおり、我が家の子供たちも世代を超えて愛読しています。子供たちとのチャンバラ遊びでは自然と「アバンストラッシュ」が炸裂します。

 

これは・・・作るしかない!

 

と、いうわけで休み休みの作業で、3か月程で完成しました。以下、懐かしのシーンのセリフを拝借しながら紹介していきます。

 

自作ダイの剣完成

・・・完成だっ!!

 

自作ダイの剣完成

・・・なんてぇ名前にするね?

 

自作ダイの剣完成

こいつはダイのために生まれたこの世にたった一本の剣だ・・・

 

自作ダイの剣完成

したがってその名前は・・・

 

自作ダイの剣完成

”ダイの剣”以外に考えられない・・・!!!

 

ダイの剣で印象的だったのは初登場時の鞘(さや)です。自ら戦うときと場所を選べるよう、そしてロトの剣のように保管場所に困らないよう、鞘も作成しました。

自作ダイの剣完成

おまえが戦いの中で真の力を欲した時、自らの意思で封印を解くだろう・・・!!!

 

自作ダイの剣鞘の開閉

・・・開く・・・!!

 

自作ダイの剣鞘の開閉

ガシャアアン

 

自作ダイの剣完成

おおおっ!!!

 

自作ダイの剣完成

あれが・・・最強の剣・・・!!!

 

全長は約90cm。我が家の小学生の子供が装備してちょうどいいサイズで作りました。大人が手に持つとこんなサイズ感です。

 

自作ロトの剣とダイの剣

以前制作したロトの剣と比較すると小ぶりな印象です。

この剣小ぶりなくせになんて重いんだ・・・!?

 

自作ダイの剣完成

 全体にクリアブルーのキャンディ塗装で濃淡をつけました。

 

自作ダイの剣完成

鞘に仕込んだスイッチを引くと持ち主の意思で封印を解くことができます。作中にはありませんが、封印が解けると竜の紋章が現れます。

 

自作ダイの剣完成

表紙絵を元に、できるだけ忠実に再現するよう試みました。

 

自作ダイの剣完成

背中に背負って装備することが可能です。ただ、背中に背負った状態から抜刀するのはかなり厳しい長さです。

 

自作ダイの剣完成

ロトの剣の制作経験、プラバンの工作経験、キャンディ塗装の経験など、持てる技術を総動員した最高の一振りとなりました。

制作中の気分はまさにロン・ベルク!楽しい時間を過ごしました。

 こんなにうまい酒が飲めたやつは何人もいないさ・・・!

 

  

 

以前に制作したロトの剣もよかったら見てください。

≪過去記事≫

ドラクエ最新作に触発されて、1/1ロトの剣を自作してみた。

 

HGサザビーの制作記が終わったら、次はダイの剣制作記を紹介していきます。

 

<追記1>

制作記が完成しました。以下、各行程の記事へのリンクです。作り方はこちらをご覧ください。

〇ダイの剣を作る(1) 型紙を作って、刀身の原型を切り出す。

〇ダイの剣を作る(2) 刀身を貼り合わせて整形

〇ダイの剣を作る(3) 刀身を磨いて、磨いて、磨く

〇ダイの剣を作る(4) 宝玉を作る

〇ダイの剣を作る(5) 刀身を塗装する

〇ダイの剣を作る(6) 鞘のパーツを作る

〇ダイの剣を作る(7) ダイの剣の封印解放ギミックを作る

〇ダイの剣を作る(8) ダイの剣の封印を装飾・塗装する

〇ダイの剣を作る(9) ダイの剣の鞘を完成させる

〇ダイの剣を作る(完) 完成だ・・・!

 

<追記2>

封印解放を動画で紹介したかったので、YouTubeに動画版をアップしました。よかったらこちらもご覧ください。

youtu.be

 

HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる

全身の塗装が終わったので、厚めにクリアで塗装して十分に乾燥させました。使用したのはクレオスさんのC46光沢クリアーです。

 

ちなみに、黒のパーツは黒鉄色を下地として、GXクリアブラックでキャンディ塗装としています。 

  

HGサザビーキャンディ塗装磨く前

1週間しっかり乾燥させたあとです。一見するときれいな光沢なのですが、光源等を反射させると微細な凹凸があるのがわかります。

 

HGサザビーキャンディ塗装紙やすり

もったいないと思いながらも、心を鬼にして一度全面を#2000の紙やすりで磨きます。このとき、角は塗装がはがれやすいので、ひっかけないように注意です。

 

HGサザビーキャンディ塗装で鏡面磨きに失敗

やらかした一例です。角のクリアレッドがはがれて下地のシルバーや黒が露出してしまいました。こうなると、一度削って塗装しなおしになります。1つのパーツだけを塗装しなおすのは、心が折れそうになりました・・・。

 

HGサザビーキャンディ塗装鏡面仕上げ

タミヤさんのコンパウンドで磨いていきます。まずは粗目です。少量つけてメガネふきでこすっていきます。

 

HGサザビーキャンディ塗装鏡面仕上げ

布が当たりにくい凹凸部は綿棒とうでしっかりこすります。

 

HGサザビーキャンディ塗装鏡面仕上げ

粗目で磨き終えました。粗めでさえ、紙やすりとは見違えるようになりちょっとした感動があります。残ったコンパウンドを水洗いで取り除きます。

 

HGサザビーキャンディ塗装鏡面仕上げ

同様に細目で磨きました。粗目と比べると目に見えて曇りがなくなります。蛍光灯の輪郭がはっきりと映り込むようになりました。

 

HGサザビーキャンディ自作エンブレム

最後に仕上げ目で磨いて磨き終了です。自作したエンブレムを貼り付け、タミヤさんのモデリングワックスで吹き上げて完成です。

 

HGサザビーキャンディ塗装鏡面仕上げ

この手順をすべてのパーツで繰り返します。1週間くらい夜な夜な磨き続けました。手間のかかる作業ではありますが、パーツに映り込む映像をみるとビールがどんどんはかどります♪

 

  

  

 

HGサザビーキャンディ塗装鏡面仕上げ

すべてのパーツを磨きこみ、いよいよ完成が近づいてきました。

 

次回は武装を仕上げて、いよいよ完成です。

 

<追記>

以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。

<過去記事>

〇HGサザビー制作記(0) 素組しながらプランを立てる

〇HGサザビー制作記(1) 脚部と肩にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(2) 腰部と胸部にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ

〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)

〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)

〇HGサザビー制作記(6) 全身の工作個所を確認

HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける

〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装

〇HGサザビー制作記(9) スミ入れもキャンディ塗装で

〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け

〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正

〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる

〇HGサザビー制作記(13) ファンネルを改修して射出を表現

〇HGサザビー制作記(完) 完成!全キャンディ塗装サザビー

HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正

仕上げに細かい部分塗装を行っていきます。スターブライトアイアンをベースとして、やや濃い色の赤い装甲板を表現します。また、内部装甲が露出している部分も表現していきます。

HGサザビーマスキング失敗

前回、キャンディ塗装にマスキングをしたのですが、実はこのとき、表面のクリア塗膜が結構な面積でマスキングテープに持っていかれてしまいました。3日間乾燥させた後だったのですが、乾燥時間の問題だけではないのかもしれません。このパーツはこの後再びクリアを塗装して修正しましたが、この後クリア塗面にマスキングテープを貼るのが少々怖くなりました。

 

HGサザビーデカール段差消し

そこで、マスキングテープを貼る前に表面処理を兼ねてクリア塗膜に2000番の紙ヤスリをかけて、マスキングテープの粘着力を落としてみることにしました。

 

HGサザビーデカール段差消し

ついでにデカールの段差も消しておきます。

 

HGサザビーキャンディ塗装表面処理

部分塗装をするパーツにすべてヤスリがけを行いました。

 

HGサザビーキャンディ塗装マスキング

すべてマスキングするとこんな感じです。

 

HGサザビーキャンディ塗装マスキング

プラ板で追加した厚い装甲部分を周囲より濃いキャンディ塗装にしていきます。下地にはスターブライトアイアンを使用します。硬い(防御力が高い)ところは濃い色という勝手なルールのもと配色しています。これらの装甲板の下には大事なパーツがあるのです、きっと・・・。

 

HGサザビーキャンディ塗装部分塗装

下地色のアルティメットブラックを塗装しました。

 

HGサザビーキャンディ塗装部分塗装

層の上からスターブライトアイアンで塗装しました。

 

 

HGサザビーキャンディ塗装部分塗装

アイアンを残したいところをさらにマスキングし、ディープクリアレッドでキャンディ塗装としました。

 

 

HGサザビーキャンディ部分塗装はみ出し

マスキングをはがすとこのようになりました。装甲に厚みがある部分が濃くなり、重厚感があるキャンディレッドになりました。内部装甲が露出しているところもワンポイントとしていい感じになりましたが・・・おや?

 

HGサザビーキャンディ塗装部分塗装失敗リカバリー

なんと!マスキングテープが重なったところに塗料が流れ込んでしまいました。色の感じからして、薄めに希釈したスターブライトアイアンが流れ込んだようです。

 

HGサザビーキャンディ塗装部分塗装失敗

同じように、ここもはみ出してしましました。マスキングの前にヤスリ掛けをして、粘着力を落としたことがあだになってしまったようです。ただ、クリア塗膜がマスキングテープに持っていかれたところはなかったので、加減と選択が難しいところです。マスキングの難しさを痛感した事例でした。

 

HGサザビーキャンディ塗装部分塗装失敗リカバリー

はみ出した塗料を2000番の紙やすりで慎重に削り取り、その上からクリアを再塗装することで修正しました。概ね修正できたのですが、少々傷が入ってしまったように見えるのが今回の心残りポイントになりました。

 

HGサザビーキャンディ塗装クリアで再塗装

改めて全パーツをクリアで再塗装しました。この時点で十分美しく、バラバラのパーツを一つ一つ眺めながらおいしくビールが飲めました。

 

組んでみたい気持ちをグッとこらえて、次回はこれらのパーツを鏡面目指して磨き上げていきます。

 

<追記>

以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。

<過去記事>

〇HGサザビー制作記(0) 素組しながらプランを立てる

〇HGサザビー制作記(1) 脚部と肩にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(2) 腰部と胸部にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ

〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)

〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)

〇HGサザビー制作記(6) 全身の工作個所を確認

HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける

〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装

〇HGサザビー制作記(9) スミ入れもキャンディ塗装で

〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け

〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正

〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる

〇HGサザビー制作記(13) ファンネルを改修して射出を表現

〇HGサザビー制作記(完) 完成!全キャンディ塗装サザビー

HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け

全身がキャンディ塗装の赤で煌めいたところで、スラスター等をゴールドに塗り分けていきます。 塗装手順は次の段階です。

①キャンディ赤で全体を塗装

②シルバースミ入れとデカール

③全体をクリアでコートし、クリアグリーンスミ入れ

④ゴールド部分塗分け ←今ここです。

 

キャンディ塗装の塗分け

塗装する部分だけを残して全体をマスキングしました。塗分ける個所の輪郭には工作段階でスジ彫りを入れてあります。それにより、塗分けた部分がより別パーツ感がはっきり出ます。

 

HGサザビーキャンディ塗装塗分け

ここからは通常のキャンディ塗装と同じです。まずはアルティメットブラックで下地を塗装しました。 希釈の割合は塗料:うすめ液=1:4です。下地の黒はかなり薄めに希釈して2回塗り重ねました。

 

 

HGサザビーキャンディ塗装塗分け

次にスターブライトゴールドです。希釈の割合は塗料:うすめ液=1:4です。メタリック塗装もかなり薄めに希釈して2回塗り重ねました。

 

 

HGサザビーキャンディ塗装の塗分け

完全に乾燥したら、クレオスさんのC48クリアーイエローとC49クリアーオレンジを1:1で混合したクリア塗料で塗装しました。希釈の割合は塗料:うすめ液=2:3程度です。クリアは重ねすぎると色が濃くなりすぎるので、他のパーツと同じ色になるように2回を基本に塗り重ねました。

   

 

HGサザビーキャンディ塗装の塗分け

マスキングをはがし、くぼんだ部分にエナメル塗料のガンメタルを流し込んで作業完了です。タミヤさんのX-10ガンメタルを使いました。塗料の伸びをよくするためごくわずかに溶剤を加えましたが、ほぼ塗料原液のまま使用しました。

   

 

HGサザビージオンマーク自作

同時に、その他のゴールドにしたいパーツも塗装しました。シールドのエンブレムがシールになるのは少々残念な感じがしたので、0.3mmプラバンから切り出して自作しました。 

HGサザビーゴールドのキャンディ塗装

ダクト部分もゴールドに塗装しました。左がクリア塗装後、右はクリア塗装前です。

 

HGサザビーに追加したスラスター

各箇所に追加すしたスラスターは割りばしに両面テープで張り付けて塗装しました。すべてエナメルガンメタルでスミ入れしています。WAVEさんのNEW・Uバーニア(角)のMサイズ、Sサイズです。また、モールドプレート1から切り出したパーツもあります。

 

     

 

HGサザビーにスラスター追加

工作時に穴を開けたパーツに埋め込むときがやってきました。

 

HGサザビースラスター追加

よし!ピッタリです。赤い装甲に濃いゴールドがよく映えます。クリアグリーンのスミ入れとの相性もいい感じです。あぁ、ビールが美味しい・・・。

 

次はさらに細かい部分塗装を行います。ここで焦ると、乾燥が待ちきれなくなったりするので、進めたい気持ちを明日へのワクワク感に変えて、じっくり乾燥させることにします。

 

<追記>

以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。

<過去記事>

〇HGサザビー制作記(0) 素組しながらプランを立てる

〇HGサザビー制作記(1) 脚部と肩にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(2) 腰部と胸部にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ

〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)

〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)

〇HGサザビー制作記(6) 全身の工作個所を確認

HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける

〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装

〇HGサザビー制作記(9) スミ入れもキャンディ塗装で

〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け

〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正

〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる

〇HGサザビー制作記(13) ファンネルを改修して射出を表現

〇HGサザビー制作記(完) 完成!全キャンディ塗装サザビー

HGサザビー制作記(9) スミ入れもキャンディ塗装で

キャンディスミ入れの下地メタリック

HGサザビーを全身キャンディ塗装で仕上げるにあたり、スミ入れもキャンディ塗装にしてみます。イメージは装甲の隙間からあふれ出るサイコフレームの光です。

 

HGサザビーエナメルメタリックでスミ入れ

まずはエナメルチタンシルバーでスミ入れをします。通常のスミ入れよりはやや濃い目です。メタリックの粒子が流れることができるギリギリまで濃く調整しました。

 

HGサザビーエナメルメタリックでスミ入れ

全身のスジ彫りに流し込みました。はみ出した部分は、乾燥後にエナメル用うすめ液を綿棒にしみ込ませて拭き取りました。

 

デカールとシールを貼る 

HGサザビーにRGシナンジュのデカール

シルバースミ入れの乾燥と並行して、デカールでディテールを追加します。使用したのはRGシナンジュ用のガンダムデカールです。

 

HGサザビーにRGシナンジュデカール

サザビーシナンジュより一回り大きいので、ピッタリと位置が合うわけではありません。雰囲気でカッコよくなりそうなところにアクセントとして貼っていきました。

 

HGサザビー付属のシール

腰アーマーのマークはHGサザビーのシールを使いました。余白部分を可能な限り切り落とし、スジボリに合わせて切ってあります。

 

全体をクリアでコート

エナメルチタンシルバーのスミ入れの上に、エナメルクリア塗料でさらにスミ入れを重ねることで、キャンディ塗装と同じ仕上がりのスミ入れになるはずです。ただ、直接エナメル塗料を重ねてしまうと下のシルバーが溶けて流れてしまうので、一度クリアでコーティングしました。

使用したのはクレオスさんのC46光沢クリアーです。この後何度も重ね塗りすることになるので、全体に薄くコートする程度です。

 

HGサザビーデカールにクリアコート

クリアーで全体をコーティングしました。これでエナメルメタリック塗料が溶け出すのを防ぐことができます。また、鏡面磨きのクリア塗膜の1層目にもなっています。

 

キャンディスミ入れ

クリアーをしっかり乾燥させ、キャンディスミ入れを完成させます。使用したのはタミヤさんのエナメルX-25クリヤーグリーンです。

ところで、クレオスさんは「クリアー」、タミヤさんは「クリヤー」なのですね。

 

HGサザビーキャンディスミ入れ

作業そのものは通常のスミ入れと変わりませんが、クリヤーグリーンの色を発色させたいので通常よりは濃く調整しています。

 

HGサザビーキャンディスミ入れ下地

↑クリヤースミ入れ前 ↓クリヤースミ入れ後

HGサザビーキャンディスミ入れ

おお・・・これは・・・

HGサザビーキャンディスミ入れ

イメージしていた以上に淡くグリーンに透き通るスミ入れに仕上がりました。全身のキャンディ塗装にも馴染んでおり、予想以上の仕上がりになりました。

 

乾燥後、はみ出した塗料を拭き取り、スミ入れ作業が完了しました。出来上がったものが自分の想像を超えた、作り手としては嬉しい瞬間でした。

 

次回はディテールアップの仕上げとして、全身のスラスター等に部分塗装をしていきます。

 

<追記>

以下、HGサザビー制作記のリンク一覧です。

<過去記事>

〇HGサザビー制作記(0) 素組しながらプランを立てる

〇HGサザビー制作記(1) 脚部と肩にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(2) 腰部と胸部にディテールを追加

〇HGサザビー制作記(3) バックパックの燃料タンクを半スクラッチ

〇HGサザビー制作記(4) モノアイを光らせる(LEDを埋め込み編)

〇HGサザビー制作記(5) モノアイを光らせる(内蔵スイッチ自作編)

〇HGサザビー制作記(6) 全身の工作個所を確認

HGサザビー制作記(7) キャンディ塗装で2種類の赤を使い分ける

〇HGサザビー制作記(8) 関節やスラスターをメタリック&部分塗装

〇HGサザビー制作記(9) スミ入れもキャンディ塗装で

〇HGサザビー制作記(10) ゴールドのキャンディ塗装を塗分け

〇HGサザビー制作記(11) キャンディ塗装へのマスキング失敗と修正

〇HGサザビー制作記(12) 鏡面仕上げになるよう磨き上げる

〇HGサザビー制作記(13) ファンネルを改修して射出を表現

〇HGサザビー制作記(完) 完成!全キャンディ塗装サザビー